Olivier Le Boulanger シャヴィル
パリの西の郊外シャヴィルまで出かけました。
駅の近くにあったOlivier Le Boulangerが気になったので入ってみることに。
パンのコンテスト、イルドフランス圏ビオの部で賞をとったお店のようです。
ピスタチオとチョコのロール
チョコもピスタチオもしっかり詰まっていました。1.45ユーロ。
BIOのようっぽいけどピシャールが1.15ユーロだと考えると圧倒的にピシャールが勝ち。
郊外でいいパン屋ないか常にチェックしている中で美味しいけど値段が高いので残念というパン屋でした。郊外はもう少し安くして欲しいものです。
パリ郊外のドモンDOMONT へ
パリ北駅からH線に乗ってドモンへ行きました。
約1時間かからないくらい。
ドモン自体は用がないといかない街でしょうね。というか日本人で行ったことある人は少ないのでは。
逆光ですがどの街にも必ず教会があります。
街のシンボルだったりする教会から街の辿った歴史がわかります。
地図を見ていて気になったマカロンのお店。週末だけの営業でした。
流行っているんでしょか?と少し疑問な感じだけどこうした素っ気ないところは中間がなくとても美味しいかそうじゃないかの二択だと思います。
恐らくなのですが、1900年当初に鉄道が開通しパリに住んでいる人が郊外で暮らすことが始まった頃の建物なのではないでしょうか。当時の富裕層が週末にパリから離れたりすることも含めてパリ郊外にはかつての歴史を感じる家が残っていることがあります。
訪れた先はこの奥です。
お隣では馬を飼っていました。かなりびっくり。井戸は現役のようでした。
ドモンの市役所。夕焼けで赤く染まって美しい光景でした。
OFII(移民局)の初回登録方法が大幅に変更
2019年2月18日よりOFIIの登録方法が大幅に変更されたようです。
これまで学生などのVISAを東京の広尾にあるフランス大使館で手続きをするとOFII(移民局) の紙を渡されフランスでの住所が決定次第担当するOFII(移民局)へその書類を郵送もしくは持参しコンボカッション(召喚状)が送られてくるのを待つという方法でした。
そしてコンボカッション(召喚状)に記載のある日時にODIIへ出頭し必要なことを済ませて晴れて在住カードに該当するものをパスポートに貼ってもらいVISAを有効なものとすることができます。これをやらないと不法滞在とみなされてしまうから必須の作業です。
これがまた色々トラブルが報告されていて、
郵送、書留にしていてもOFIIの中で紛失され待てど暮らせどコンボカッション(召喚状)がこないこともザラで最初の洗礼を受けます。
手続きが遅すぎて提出してから3ヶ月待たされることはざらで、パリ以外はもっと時間がかかったなんていう話も聞きます。
それが嫌だなと思ったのでパリ市はバスティーユにあるOFIIが担当なのでそこへ書類を持参したんですが、入口のセキュリティをしている男性が「フランス語話せないなら入れてやらない」という意地悪もされてまあ大変。
なぜにこのOFIIに行かないといけないかというと、
在日のフランス大使館が出すVISAにはフランスでの住所の記載がなく、在住カードには住所が必須だからという理由だそうです。多分ほとんどの人が入国前に住所を確定させることが難しいからと便宜を図ってくれてはいるんだろうけど、仕事の遅いフランスの公務員だから時間もかかるわ、ちゃんと手続きしないわでトラブルだらけ。
現在の大統領のマクロンさんの方針で、パソコンでやれることはそうすればいいじゃんと相成りましてパソコンでの申請が可能なものは移行しつつあります。
が、この進め方もまあ変わっていて、先に申請の窓口を大幅にクローズしてそれからシステムのことをやろうとするからまあ面白いくらいのトラブルが起きています。そして手続きもどんどん遅延する状態で「ここは先進国かよ」とツッコミたくなります。おそらく働く公務員が自分たちの権利の保身に働くんでしょうね。
久しぶりに在日フランス大使館のサイトを見ていましたらOFIIの紙を交付することをやめて、フランス入国後3ヶ月以内に以下のサイトで登録をすることに変わっていました。
administration-etrangers-en-france.interieur.gouv.fr
なんとサイトの右上に言語の切り替えがありました。
英語以外に中国語もあり、いかに中国人が多いかがわかります。
これまでなんでこんなことくらいオンラインでやれないかということが多いフランス。
こうやってオンライン化しても中で申請の書類をなくすんでしょうね。
CAFで散々やられたし、ネットバンクの口座開設ですら中で書類を無くすというあり得なさ。
フランス人もっとちゃんと働けよ という怒りが段々と「まあそんなもんね」となってしまう自分がとても残念だけどいちいち怒っていては身が持たないですからね。
夜のロレット・ノートルダム Notre-Dame-de-Loretteを歩く
ピガールまで2番線に乗り、12番線に乗り換え、ロレット・ノートルダム Notre-Dame-de-Loretteで下車します。
そしてモンマルトルへ向かう坂道 Martyrs マルティル通りを歩きます。
Popeliniの二号店。思っていたより広がらないのだけど、メゾンプリソンも導入したからパリ市内に広がるのは時間の問題かな。
17区と6区にもできたメレンゲのお菓子のお店。
リールにあるAux merveilleux de Fredが2008年くらいにパリへ進出して以来独り勝ちだったメレンゲ業界に異変を起こそうとしているお店。夕方にパティスリーは買わないと固く決めているので今度17区を探検してきますね。
フィガロさんにも掲載されているから一気に日本人にも知られるでしょうね。
写真がボケボケでごめんなさい。ここ店変わったか?と思ったら気のせい。
パリ市内に手広くやっているようです。ポルトデベルサイユにもありました。
秋ころから内装壊しているなと思ったらどうも日本食のお店っぽい。
SÖMAというお店で日本酒も飲めるようです。この界隈では希少かもしれない。
この界隈9区でも高級なエリアだと感じられるのがこうしたBIOに特化しているお店がとても多いことです。ここHumphrisは以前道路挟んだ向かいで小さくやっていましたが成功して大きくなりました。ここは売っているもの全てがオススメですが
パンが特にオススメ。スタッフにこれはどれか聞いて買わないと「おおお」と驚きの値段になり焦ります。パンだからしれてはおりますが。。。
ここで焼いているのではなく経営者の家族がどうも元々パン屋だそうで郊外で焼いて持ってきているようです。
ここのパンは当然ならがBIOの粉を使い滋味深い味わいがあります。
写真の通り焼き過ぎなのではと思うくらい焼き目が強くついていますが苦くはありません。毎日食べる飽きのこないパンはこういうのかもしれないなと思います。
意外とパン好きでも知らない店なのでチェックされてください。
ここもやはりオススメは午前中なのですが皮がしっかりしているせいか夕方でも比較的乾燥していない方だと思いますよ。
この界隈まだまだご紹介したいお店がたくさんあります。
どこもBIOなど健康にこだわっていたり、何らかのこだわりがある店ばかりです。
土日休み、平日も夕方までというこんな働き方ができたら理想だなという飲食店もあります。とても賑わっているのでこの界隈に詳しい人はすぐわかるでしょう。
足に自信のある方にはここからシャルティエまで歩くことをお勧めしています。
本当に色々な店があるな〜と感心すると思います。
ナシオン広場から2番線に乗って ジョレス駅からサンマルタン運河を歩く
ナシオン広場で友人と会いお茶をしました。
私は予定がありませんでしたが友人はこの後予定があるとのことでもう少し話そうと思って一緒にメトロ2番線に乗りました。
メトロ2番線は移民さんが本当に多く乗っています。
少し気をつけたほうがいい路線ではありますがメトロの車両が大きいタイプなのでまだ気をつけようがあります。
Jaurès ジョレス駅で下車して友人と別れました。
ここはサンマルタン運河の上流で夏は運河にプールが設置されているパリ市民のための憩いの場所。映画館もあって週末は深夜まで賑わいます。
観光される方はここは一応東駅の北側のエリアだということを押さえて観光してください。
サンマルタン運河名物の水位を調整して遡上する装置。
結構な高さがありました。
かつての北マレから地下のトンネルを進んでくるとここに出ます。
さてまたメトロに乗って今度はピガールへ向かいます。
Boulangerie Honoré ポワシーでパン屋を探す
サヴォア邸の帰りにちょっと気になるパン屋を見つけました。
Boulangerie Honoré
教会から駅に向かっている途中で見つけたこのお店。
外から見るといい感じに思えて入ってみました。
ただ経験的にこの看板のお店は残念ながら今一つのお店が多いことは覚えていてくださいね。詳しくはわからないけどもしかしたら職人をアピールするパン屋の組合が作る看板なのかと勝手に考えています。
色々遊んでおりますね。
ショソンポンムもいいテリをしています。これでハズしたら運がないと思ってショソンポンムを買おうと思いましたが、直前でレジ前のパンが気になりそれを買いました。
チーズのパン。
トマトソースもいい感じです。粉が滋味深くてそういうところも好みでした。
商店街っぽい並びの一角にある地元のパン屋のようで、この近くにももう一軒パン屋があります。
行きにどんな節穴してんだと自分でツッコミたくなりましたがポワシーの駅にはサヴォア邸の案内が下がっていました。
ポワシーの街には感動するまでのパン屋はなさそうですが、でももしかしたらあるかもしれません。訪れた先でそういう店を見つけたことはまだ一回しかありませんがパン好きとしては地図にまたプロットができて嬉しいものです。