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今日のパリ 今日のパン(パリのオジサン)

パリから日々の徒然を〜もうしばらく日本です〜

友達とパリをそぞろ歩く

このブログではほとんどアップしませんが時々友達とパリを歩いております。

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この日のお昼はSong Heng

ボブンとフォーしかないお店です。

ここのボブンはオススメ。ちょっとこちらの重たい料理で胃が疲れた人にはフォーをオススメ。出汁の感じがするフォーは疲れた胃に染み渡るとかなり好評。

その夜から胃が回復してガッツリ食べて飲めるまで回復する出汁感ってなんだろうといつも思います。ザ、日本人なのでしょうね。私も疲れたらインスタントみそ汁などでリセットします。

 

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なんかラファイエットに面白そうなものができたようで付き合ってもらうことに。

食べてすぐには少しヘビーだったかな。

 

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手前のものはトランポリン。今年に入ってできました。

足にくるね〜と友人。私も腰と足にきました。。

 

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でもう1つが昨年末くらいからあるガラス張りの廊下。

下を覗くと結構怖いですね。

 

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トランポリンも見下ろせます。

子どもが多いグループだと気持ち悪くなりそうなくらい揺れております。

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で最後はここを見て解散。

ランチして少し付き合ってもらいました。

1人だと行きにくいところも友人誘えば楽しめますね。

 

節約ばかりの毎日ですがたまにはこうした日も必要です。

 

 

navigo easy発売

昨年から議論されていたメトロなどで使える「カルネ」と呼ばれた紙の切符の販売がいよいよ来年の夏頃を目処に廃止されるようです。

 

 

先月よりnavigo easyが発売になりました。

1枚2ユーロだそうです。

 

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navigo easy

1枚の切符(1.9ユーロ)

10枚で14.9ユーロと安くなる10枚綴りのチケット

ロワシーバスとオルリーバス

1日券

 

ざっくりこの4つに使えるようです。

窓口でnavigo easyを買い、窓口もしくは自動券売機でカードに金額をチャージではなく購入した切符が付加される、つまりは紙の切符がnavigo easyの中に入るというだけです。

 

navigo easyは写真不要だそうですが、Navigo Decouverteと比べると1週間券が対象外なので代金がプラス3ユーロ余分にかかり写真が必要ではありますがNavigo Decouverteの方が使い勝手良くないかなと思います。

 

 

観光客の方へオススメ

いわゆる1週間券は必要ない場合、カルネの10枚券を買う方が多いと思います。
次にパリへ来たとき以前購入したチケットが値上げになっていても使用可能ということもあり残ったチケットを次の機会まで取って置かれているのでは。

 

紙のチケットは引き続き来年の夏くらいまで販売され、紙のチケットが販売停止されたあと少なくとも2020年以降も使えるようです。

観光客の方へお勧めとしては敢えてこのカードを買わなくてもこれまで通り紙のチケットを買えばいいのではないかと思います。

そしてチケットを持っている人は早めに使い切ってしまうことをお勧めします。

日本のように猶予期間が短く突然紙くずになる恐れが高いのがフランスですから今後の情報にも注意が必要ですね。

 

parisbytrain.com

 

個人的な見解なのですが、バスの中で販売される2ユーロのチケット、いわゆる乗換えが出来ないものについては紙で残るんではないかなと思っています。

メトロはいない時もあるけど自動券売機があるのでNavigo easyをそこでも販売できるようにして無理やり買わせることも可能だけどバスの中でそれはできないからそれだけ例外を残すように思うんだけどどうなるかな。じゃないとキセル増えそう。。

フランス人のいわゆるレジデンスカードにNavigoの機能を持たせるなんてことは世紀が変わってもやらないと思うから、全員に持たせることがそもそも無理じゃないかと感がているんですがさてどうするのかな?

 

 

 

 

 

PICASSO Bleu et rose

オルセー美術館で昨年9月から今年1月まで開催されていた企画展です。

ピカソ美術館と協力してピカソの青の時代に焦点を当てた1900年から1906年までの作品で構成された企画となっていました。

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1881年に生まれたピカソは1900年にパリへ渡ります。
親友カルロス・カサヘマスとモンマルトルでアトリエをシェアしますが、カルロスが拳銃自殺したことを境からピカソは青を使った絵を描くようになりました。

 

ざっくりとまとめるとこんな経緯でピカソの青の時代が始まり、ピカソに新しい恋人ができた1905年から1906年頃からピンクを使った明るい作風に戻るまでの間が青の時代です。

 

個人的には青の時代は単純に青っぽい色というより、かなり吟味した結果編み出した青であることと、人物が暗がりの中でランプで照らし出されたかのような劇場的な見せ方をした描き方であること、描いている対象にピカソ自身の心境をかなり色濃く投影しているようで好きな作品が多いのです。

ピカソ美術館にたいてい展示されている自画像

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ラ・セレスティーナ

 

この2枚はご覧になったことが多いのではないでしょうか。

ラ・セレスティーナについては、私自身この絵自身もピカソの自画像なのではないかと勝手に思っているくらい描いた頃のピカソの心情が投影されているように感じます。

 

オルセー美術館の企画なので世界中から作品が集められておりキーとなる絵をほぼ見ることが可能でした。

 

青の時代の作品は早熟だったピカソの技量の高さを改めて感じさせてくれます。その後の作品からいわゆるキュビズムへ変わっていく過程で、当然なのだけど技量が高いからこそ破綻なく描けている訳なのでそうしたことに気づかせてくれる青の時代の作品が持つ重さと、ピカソ自身の気持ちの投影というものはキュビズムになっても感じられるわけでそうした気持ちの投影というものは青の時代から始まっているのではということも青の時代が持つ重要さだと思います。

 

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ピカソ 青の時代

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ピカソ 青の時代

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ピカソ 青の時代

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ピカソ 青の時代

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ピカソ roseの時代

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ピカソ roseの時代

 

ゲルニカに代表されるキュビズムというものがどうして生まれたのかということは、ピカソ美術館が所蔵している膨大なピカソの下絵も含めての作品を毎月第一日曜日に何気なくでも眺めているとそれまでに描かれてきた作品に変遷を垣間見ることができてなんか納得するものがあり、よりピカソが好きになりました。

1人の作家の作品をここまで一箇所で見ることができるピカソはある意味特殊なのかもと思っていましたが、ウイーンという街で所蔵しているクリムト、エゴンシーレもですし、フェルメールを多く所蔵しているオランダでももしかしたら毎月見ていると違う発見があるのでしょうね。でも多作だったピカソは突出しているのかな。

 

写真を撮ったと思っていたのですが、どこ行っちゃったんだろうと思っていましたらしょぼいスマホの中から見つかりましたんで記事をアップしました。

オルセー美術館の企画展もルーブルの企画展もどちらもかなりの確率でしっかりとしたキュレーションがなされた秀逸なものが多いのでぜひ見てみてくださいね。

何と言ってもオルセーやルーブルの企画展は世界中のプライベートコレクションも含めてかき集めてこれるパワーが桁違いなので普段決して見ることができない希少な作品が見られるチャンスがあるかもしれません。残念なのですが日本へはまず来ない作品が見られるのは間違い無いですから。

 

 

p-p-paris.hatenablog.com

 

ここにもいいピカソありました。

 

 

 

シャルル・ド・ゴール空港とパリ市内の移動でUberは要注意!

現在夏のヴァカンス真っ盛りのパリ。パリから住民が消え、でも観光シーズン突入なのですがUberは要注意です!

 

Uberは依頼する前に概算で金額が出てきますが、通常シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内までタクシーが55ユーロもしくは50ユーロ定額なので、それに勝てるよう50ユーロ以下ということが多かったように記憶しています(数回しか使っていないので正確でないかもしれないけど、でもタクシーより安いなと覚えています)

 

先日友人がパリに来た際に、帰りどうするの?と聞いて「Uberで帰るからいいよ」と言われて特にタクシーなど手配しなかったのですが、帰国されたあとふとした会話でなんと

 

175ユーロ

 

請求されたことに気づきました。内訳見ると繁忙期加算が90ユーロほど。

 

え、概算の時どうだったの?と聞いても「あまり覚えていない」ということと、1台50ユーロもしくは55ユーロというのを1人あたりと勘違いしていたのでちょっと高いくらいの感覚だったよう。。。

 

まあ本当に困ったもんですね。

 

で、これから友人など数人でパリへ来る方のために緊急で書いてみます。

 

<空港>

空港はちゃんとタクシー乗り場から屋根にタクシーとあるものに乗りましょう。

 

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タクシー乗り場には大抵この看板があります。

 

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空港は厳密にはパリ市ではないので、PARISIENではないものも混ざっておりますが、形は皆同じなので屋根にこれが上がっているか、メーターがちゃんとあるか確認してください。正規のタクシーは住所を伝えるとパリ左岸55ユーロ、右岸50ユーロをセットしてくれます。

 

ameblo.jp

江里子さんのブログにありますように、例えば北駅などの駅から乗車する場合、もしくはパリ市内の移動だけの場合にはトランクを使う場合は数ユーロ加算されますが空港からの定額料金はそういった一切の費用も含んでの定額です。

 

空港ではタクシー?と日本語や英語で話しかけてくる人がいますが絶対に利用してはダメです。

 

ANAが利用するターミナル1についてはわかりませんが、JALが利用するターミナル2Eはタクシー乗り場がわかりにくく、かつ暗いし、台数がいない時間もあります。

そうなると正規のタクシーでもちょっとボロボロのには乗りたくないなと思ってもこれを見送るとしばらく待ちぼうけということも。。。

 

こういうことを避けるために利用できるのは

 

G7 というタクシー会社の

www.g7.fr

より予約をすることです。

 

G7はパリのタクシーの組合なのかな?

運転手は個人事業主っぽく、あまりタクシーを利用しないので赤いG7 と黄緑のG7の区別がよくわからないけどG7はまあしっかりしていると思います。

 

<オススメ>

 

私のオススメはボヤージュアラカルトさんです。

宣伝のためお金をもらっている訳ではないけど、実際に利用してとても良かったからです。

 

日本人ドライバー空港送迎 | Voyages à la carte - ボヤージュアラカルト

 

2人で旅行する場合、飛行機とったら即予約された方が安心です。

というのもバスでだいたい25ユーロなので、送迎だとその倍かかりますがホテルなどへドアツードアなのと空港で意地悪なフランス人に遭遇して嫌な気分で旅行開始ということが避けられます。

 

予約が日本語で可能なのと、リンクにあるように「日本人ドライバー」さんが2人在籍しています。

運悪くどちらも出払っている場合でも日本人に理解のあるフランス語しか話せないけどというドライバーさんが送迎してくれます。

 

2人以上の旅行でも概ね安いと思います。

セダンタイプの車両がほとんどのタクシーなので、場合によってはスーツケースがトランクに入りきらないことも考えられるのでそういう場合にも日本語で相談できるから安心ですよね。

 

 

<まとめ>

 

Uberで空港へ行くのは見積り以上になる恐れがあるからやめましょう。

 

シャルル・ド・ゴール空港とパリ市内のタクシー料金はどちらともパリ左岸55ユーロ、パリ右岸50ユーロで1台定額です。定額にはトランク使用料も含んでチップももちろん含んでの定額です。それ以上払う必要はありません。

 

ボヤージュアラカルトさんで事前に予約をしておくと安心ですよ。

 

 

 

 

 

コペンハーゲン空港

帰りは余裕でメトロで空港へ到着。

LCCだから時間に余裕を持ってと思ったら余裕過ぎました。

意外と空港から市内へは近いのだと気づきました。

心理的な不安というものが与える印象は怖いですね。。

 

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行きはなかった携帯のSIMが置いてあったので次回の時用にゲット。

 

 

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ARKET Store and Café

 

空港にはARKET Store and Caféが出店していました。

空港で時間潰すのにいいカフェですが値段は高いですね。。。

 

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セキュリティーエリアへ入る前にせっかくコペンハーゲンに来たなら飲まなきゃと思っていたカールスバーグを飲みました。

 

あまり遅くならないフライトでシャルルドゴール空港へ到着。

と思ったらなんとRER B線が工事で、ロワシーバスの本数も少ない時間でパリ市内へ出れない?という混雑っぷり。

写真を撮るのを忘れるくらいの混乱っぷりでやられました。。。

こういうのは観光客にとっては最悪でしょうね。。もう少しパリ市も考えればいいのに。

 

1年を超えてくるとこういう時にしぶとくなるというか、楽観的になれますね。

それが当たり前って怖いですね。

 

Smagsløgetへ

Smagsløgetはサンドイッチのお店です。

サンドイッチといっても、作り置きではなく、オーダー入ったらハムなどはそこからスライスする、チーズもしかり、(よく注文あるものは少しだけ切り置いているけど本当に少しだけ)で出来たてが食べられます。

 

そして値段が1500円くらいなのですが少食な人には2回分の食事くらいのボリュームです。だったら半額で1回分にして欲しいと思うのですがその量で皆さんペロッと完食だから無理でしょうね。。。

 

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サンドイッチのお店なのにこのショーケース。

お肉もチーズもバターも購入している量が半端ない。。。

それだけ1日で売れるということなのですね。

 

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Smagsløget

メニューです。グーグルの地図にあった写真はこれだったか。

迷う時は1番と決めているのでここでもそうしました。

 

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Smagsløget

ケーキで胃をやられて空港でこの包みを開けて待ち時間に食べている人を横目にしながらパリへ持ち帰りました。

まあいい感じで保存できたかも。

 

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半分にカットしてこのサイズ。お皿が21センチありますので全体で40センチくらいというサイズ。

 

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Smagsløget

少しパンが湿気ってビタッとしているけど美味しい。

ハムもチーズもそしてバターも野菜も惜しげも無くしっかりと突っ込まれていました。

半分でお腹いっぱいになり残りはこの日の夕食になりました。

朝はコーヒーと夜はビールで食べたのですが、お酒との相性が思いの外よく、次回の滞在の時は宿で出来たてをビールで食べたいと思いました。

 

オシャレなサンドイッチのお店ももちろんいいけど、こういう洗練されていないけど味や質で勝負しているお店の方が自分にあっているように思いました。

正直物価たかすぎで驚くけどコペンハーゲンはとても落ち着き静かに暮らせそうな印象を持ちました。

 

世界で1番美味しいものはコペンハーゲンにあるかも

 

それが正しいのか今後も検証していきたいと思います。

イタリア料理、ナポリピッツァのいいお店とかあるんだろうか

とかも気になっています。

たった3日の滞在では食べ切れなかったから探してみよう

Conditori La Glace

パン屋なのか?と思っていたらちがったConditori La Glace

ここのHPは海外あるあるなのですが、セキュリティーに問題あるから接続しないようにしてくださいね。

 

Conditori La Glaceはどっちかというとパティスリーのようです。

ショーケースを見ていても「どこかそそられない」けど5〜6人並んでいるのが常で、こういう時は「ハズレだろう」と思っていたけどそれを確かめるべく入ってみることに。

 

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選択したティラミスが激甘で、コーヒーが2杯分あったけどそれでも足りない。。。

 

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トイレの前にいわゆるテーブルウオーターがあったので2回ほどもらいにいきました。

トイレの手洗いかと思ったらその水は飲む用でした。

 

他のテーブルを見ていても「半分くらい」残す人がほとんどだと思っていたら、こんな激甘なケーキだけ頼んで「バクバク」と10分くらいで食べて帰っていった男性もいました。

 

ここは歴史もあるようですが、正直スタッフの対応も今ひとつで、席について番号を呼ばれたら入口のショーケースでケーキをオーダーし、ドリンクもその時あわせてオーダーするシステムなのも面倒くさい。

というのも、観光して荷物がある状態で席について、一度荷物を降ろして、そして番号呼ばれたらまた荷物を持ってとなるのは書いているだけでも面倒だとわかる。

 

そしてどのケーキも激甘でかつ胃にもたれそうなので

 

ここは避けたほうがいい

 

と思います。

 

何軒か気になるカフェもあったので、次回の滞在で検証していいカフェを紹介しますね。