今朝のパン6/12 パリで1番飾り気のないパン屋
パリのパン屋さんは外の看板にLEDを用いるなど明るく目立つ外観になってきました。
色も黄緑、深緑、はてにはムラサキとカラフルになっています。
そして店内にはジュースを冷やすショーケース、飴やコンフィチュールを置いたりとどんどんパン屋の本来のあり方から外れてきました。
そんなパリのパン屋の流行から全く外れたところでやっているのがこのお店
店舗は最低限の改装に留め、パンを置く台ももしかしたらお手製?というくらい素っ気ない。
そして店主らしきパン職人である男性もそっけない。接客してくれる女性はソツのない、必要最低限のことをやってくれます。少し英語大丈夫なので日本人でも安心して買い物できます。
あまり紹介したくないけど、頑張って欲しいので紹介します。
パリで1番飾り気のないパン屋
外観です
看板とターフがあるだけまだマシですが、パンを置く台、素っ気ないですよね。
柱の右側はとても狭い厨房です。
パンは全ての素材がBIOです。少し値段がしますが安心ですよね。
紙袋
紙袋もオリジナルなんか関係ね〜とばかりどこにでもある袋です。
ここ、おそらく紙袋は
- バゲット用
- それ以外 小
- それ以外 大
しかないように思います。全て規制品です。
徹底していますよね。
パン
今回はイチジクの入ったパンを購入しました。
クロワッサンやバゲット、フラン以外は全て量り売りです。
1kg 9.3ユーロ 今回は2.42ユーロでした。
とても素朴なパンですが、外皮部分が硬過ぎず、いいしっとりさ。
そして中は粉の美味しさとイチジクの美味しさがうまいバランスです。
噛めば噛むほど味わい深い。いい素材を組み合わせただけではない、高い技術を感じさせてくれます。
パンもとても素っ気ないのですが、こういうパンこそが毎日のパンなのだと思いました。
家賃が高いのでパン屋はどんどん1区2区などから離れてパリ市内の外れに散っています。
短い滞在でどこのパン屋へ行こうか迷っているパンフリークなかた多いと思います。
ぜひこのブログを参考にされてくださいね。
お問合せ歓迎です。