Japan Expoへ行ってきた
ただいま開催中のJapan Expoへ
https://www.japan-expo-paris.com/fr/
Japan Expo
Japan Expoの創立者、ジャン-フランソワ・デュフール、サンドリーヌ・デュフール、トマ・シルデは、80年代90年代、ジャパニメーションの熱狂のさなかで育ちました。テレビで放送されていたアニメはもちろん、3人は漫画、そして漫画やアニメの故郷である日本自体にも興味を持ちました。また3人は90年代半ばに入り、日本の漫画とアニメを推進する活動を行うと同時に日本の文化の豊かさに心を惹かれていったのでした。
多くの人々と日本への情熱を共有したいという一心で、3人は同人雑誌を出版、また、Japan Expoの原型とも言える1000~2000人規模のアニメファンのイベントを開催しました。
日本への旅行の後、ジャン-フランソワとサンドリーヌはその日本への情熱と、日本をもっとよく知りたいという願望を同じフランスの日本ファンと分かち合おうと固く決意しました。こうして2000年、ついに新旧の漫画やアニメ、Jミュージックやゲームに特化したイベント、Japan Expoが誕生したのです。
Japan Expoは日本やその文化に出会うための窓口として、また、日本のあらゆるエンターテイメントを網羅し、その懸け橋となることを目的として作られました。
若いビジターに興味を持ってもらうため、Japan Expoのプログラムの中では、遊びの要素を含んだ、また、教育的なアプローチが取られています。
第1回のJapan Expoでは、2500 m² の会場に3200人の来場者を迎えました。そして2015年、第16回の開催では、12万5000 m²の会場にて、来場者数は24万7473名に上りました。約15年前の第1回開催から今日まで、Japan Expoは常に発展と進化を続けています。
公式サイトから
実際に行ってきた
パリ郊外、シャルル・ド・ゴール空港に近い、RER B線Parc des Expositions駅が最寄りの見本市の会場です。
パリ市内から約1時間です
空気で膨らむ鳥居でしょうか。
こうしたものアメリカのディズニーランドにもありました。
ザ 日本なのでしょうか。
入口と出口を分けるため使っていない施設を通らせます。
メゾンオブジェでこちらへは行ったことありましたが、ガランとした状態は初めてでそりゃ疲れるわなというだだっ広さ。
前売券は完売で、当日券も並びますよとアナウンスされて覚悟して行ったのですが、午後からだったせいか余裕でした。並ばせる列を見ていると週末は激混み予想。
金曜日なので15ユーロと1番安く、次は初日と土日が20ユーロでした。
いきなり結論
テレビで見たことがありましたが、アニメやコスプレ、ゲームのイベントでした。
参加者というかターゲットにしているのは中高生から大学生、そして少しの大人なので学校が夏休みのこの季節に開催なのでしょう。
こんな方たちばかり。
客層がそんなんなのに、なぜか観光だったり、書道だったりそうした関連のものを出展されていた日本人の方がありましたが、あまりにミスマッチでかわいそうでした。
パリで出展できるという誘い文句は魅力なのでしょうが、あまりにミスマッチ。
ステレオタイプから脱却しませんか
暖簾にサクラといった日本のイメージはわかりますが、いつまでこれを繰り返すのでしょうか。
イントロとしての日本文化、そして日本文化の奥深さともう少し工夫しないといつまでもそのレベルに終始してしまいます。
回数を重ねているのに未だここか〜と少し残念になりました。
コスプレにもゲームにもアニメにも興味のない私には入場は高い勉強代でした。
私にとっては昨年の苦い記憶が蘇るこの場所。
原点に還るそんな週なのかもしれません。
8日、日曜日までですが、アニメにもコスプレにもゲームにも関心ない方は行く必要はま〜ったくありませんよ〜。
カフェで美味しいもの食べてください。