フランスで暮らす 銀行はN26
銀行はN26
N26とは
ドイツのインターネットバンクです。
8分で口座の開設がアパートでできます。
そもそも
日本ですと日本の法律が適用されますよね。何言ってんのと思わずまあ(笑)
フランスだとフランスの法律は当然適用されますが、EUの法律も適用されるんですよ。
自国内に自国法+EU法と二段になっています。
EUはEU圏内の人の動き、モノの動き全てひっくるめて自由化しています。
フランス人がイタリアに住んでいても、イタリア人がフランスに住んでいても問題ないのはEU法によるから。EU圏内国籍の人のVISAの問題は全てEU法で自由化です。
そこに目をつけたのがN26。
そう、EU内ではお金の動きも自由化なのです。
頭いいですよね。
つまりはフランスで働いているドイツ人がいるとして給与の支払いを自国ドイツの銀行口座に振り込んでくれと言われたら断れないんですよ。
頭のいい人は当然その先に待ち構えていることがわかるので、フランスの大手携帯会社3社は料金の引き落としをフランス国内の銀行に限るなんて制約つけてたけど撤回したそうです。
フランスは自国の法律でそれを規制するとなるとEUをイギリスのように脱退するしかなくなるからそれでギブアップ。
だからN26がオンライン上で出している口座証明書、この人はN26に口座持っていますよという証明書なのですが、口座番号IBANなど書いてるものの1番下に、上に書いてあることのEU法の該当箇所の条文のナンバーと一部が書かれています。頭いいわ。
口座証明書は給与の受け取りやアパートを借りる時に必要だったりします。
さらに
N26はとても頭のいい会社で、フランスにも攻勢かけていますが、サイトを見ると
フランス語と英語なんです。
フランス人ももちろんターゲットにしているけど、フランスで暮らすフランス語が母語でない外国人を明らかにターゲットにしています。
毎年ワーホリで600人くらいの日本人が新たに来るようですが、全員がN26持ったらかなりのことになるでしょうね。
ただし
さすがはフランス。アロカションの受け取り口座への指定がオンラインではできませんでした。はて、どうするか。
あと、給与の振込先として使う場合、若干理解されず雇用主ともめそうかな。
N26から異議を申し立ててもらおうかな。デメリットメリットはまたあらためます。
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