ETIAS EU VISA 2021年から導入
ETIAS EU VISAが2021年から導入されるようです。
それについて現段階(2019.1)でわかっていることをまとめます。
ETIAS EU VISAとは
EU Travel Information & Authorisation Systemのことです。
簡単にいうと
ETIASとはシェンゲンビザ地域に渡航予定の第三国のビザ免除渡航者をインターネット上で事前に審査を行う仕組みだそうです。
もっと簡単にいうと
EU圏内へ旅行するには必ずETIASが必要です。フランスはもちろんイタリアもスペインもドイツもスイスもありとあらゆる国が対象です。
少し笑えたのがバチカンもETIAS加盟だそうです。これからバチカンもパスポートコントロールなんでしょうか。さすがにね。。。
導入されるとどうなるの?
ETIAS対象地域に渡航予定の渡航者は(ETIAS)欧州渡航情報認証に申請し許可が出ないとビザ免除で渡航することはできないそうです。
つまりは
パスポートだけではダメなことを理解ください。
申請の際に入力すること
ETIASの申請フォーム上で入力が必要な項目は以下の項目となります。
申請者情報
1.姓
2.名前
3.生年月日
4.その他の名前 ←ミドルネームなどですね。
5.出生地 ←これヨーロッパではよく聞かれるけど普段意識しませんよね。
6.性別
7.現在の国籍
8.申請者の親の名前 ←これもヨーロッパではよく聞かれる
9.自宅の住所
10.メールアドレス
11.電話番号
パスポート情報
1.パスポート番号の情報
2.他の国籍や市民権に関する情報
3.永住権の住所。
その他質問
最初に入国する国
学校または現在の職業情報
適格性の質問
1.病状または他の感染性または伝染性の寄生虫性疾患に関連する。
2.過去の犯罪の有無
3.戦争地域の国への渡航歴
4.移民または渡航履歴について
5.EU加盟国にへの入国拒否または強制送還歴
6.申請者が未成年者の場合、未成年者の責任者の身元について
7.申請者が申請人本人とは異なる第三者によって提出された場合、その者およびその会社の身元(該当する場合)
2019.1現在なのでこれから変更もあるでしょう。
今の段階での大きな問題
ETIAS審査時間は、96時間から最大2週間程かかります。
日本を含む全てのETIAS対象国の方が観光や商用でビザなしでEU ETIAS対象国に渡航をする場合、欧州渡航情報認証制度(ETIAS:エティアス)を取得することが義務づけられる予定です。
日本国籍の方の場合、各ヨーロッパ諸国へ入国するにはビザの申請は不要でしたが、新システムETIAS(電子旅券認証システム)の導入に伴い、ビザ免除国の全ての旅行者は2021年初頭からETIASの申請が必要になります。
ETIASの申請はオンラインフォームへパスポート情報や、その他の渡航情報を入力します。
ETIAS審査時間は、96時間から最大2週間程かかります。
成人の申請は、手数料を支払いますが18歳未満の未成年の場合は手数料はかかりません。
シェンゲンビザを必要としないビザ免除国の方は、2021年から導入されるETIAS(電子旅行認証)が必要になります。
また、シェンゲン協定参加国が2021年までに増える見込みもあるため、情報が随時更新される場合があります。
HPより抜粋。
まあフランスだったら納得なんだけど、EU全体でこれではマズイのでは。
結構な人が忘れてアメリカESTAみたいに直前にやればいいやと思って申請が間に合わないなんてオチがありそうですね。
最後に
大きな変更点ですので頭の片隅に置いておいてくださいね。
リンク貼っておきます。