陳氏商場を探検しよう その1
陳氏商場、タンフレールはパリ13区に大きな店を構える中国系スーパーです。
タン兄弟(フレール)のお店という意味のそのスーパーは13区だけでなくパリに住む中国人が通うお店です。もちろん私たち日本人にも馴染みのあるものばかりなので利用しない手はありません。お客さんを観察していると中国韓国でほぼ9割。日本人とフランス人は1割くらいというほぼ中国みたいなお店の中です。
一番の売りはその品揃えで中国食品がここまで揃いかつ安いのはココだけです。
安いのでフランス人も通うということです。
日本人の中で意見が分かれるのが精肉部門。
絶対買わないという人ももちろんあります。
私のように安いしお腹壊さない(鮮度のないダメな肉を食べると大抵お腹下します)からまあいいだろうとヘビーユースしている人と別れます。
見た目の色は正直なところ精肉専門店でやっている商店街の人気店と比べると少しだけ色がと思うのだけどまあそれは。。
だいたい豚のひき肉が1キロ500円前後です。
今日は陳氏商場の中で見つけたこちらをご紹介します。
写真撮ったつもりで封を切ってしまいました。実際は4束入り。
中国も日本同様「麺の国」です。
乾麺コーナーにはあちこちの郷土麺というのでしょうか、いろいろ販売されています。
その中で日本人に馴染みの、うどんっぽく、しかもネギと大根おろしなんて絶対中国はないだろうという写真に目がとまり購入しました。4束入りで100円ほど。
どう見てもうどんではありません。
いわゆる冷麦ですね。
これがクセがなくでも美味しく日本から持ってきた麺つゆで食べるといい感じなのです。冷凍したポロ葱で食べているから少しネギの味が個性的なんですが、それに負けていない中性的な味わい。
1袋100円くらいで4回分の食事になるのでストックを持っているくらいです。
中国食品って日本で食べる中国料理と中国で食べる中国料理が少し似て非なるってことがあるから乾麺でもそういう差というのは見極めるヒントがなく買って試すしかない。
これはなかなかのオススメです。
他にも陳氏商場の中にはお土産になりそうな中華料理のソースとかも売っていますのでぜひ探検されてください。しばらく欠品していた食べるラー油も再入荷していますよ(意外と中国本土からの輸入に頼るので欠品するとそれが長く続くんですよね)