MALOのヨーグルト
メトロのあちこちでこの広告を見かけるタイミングというのは、ポルトデベルサイユで開催される農業フェアがありますよというアノンスなのかもしれません。
前回もそうでした。
農業フェアはフランス全土からありとあらゆる農業畜産などの生産者自ら出展して、なんと牛や豚までいたりします。そしてこういうイベントあるあるの子どもたちへの食育のイベントなどもあったりするのがフランス流。
今回、nous parisという毎週月曜日にメトロなどに置かれていたフリーペーパーがどうも廃刊になったようで、そこに貼り付けてあった無料チケットをゲットできないので敢えてお金払ってまでという印象でしたのでパス。
こういう生産者たちというのは年々競争激化で廃業し、中には自殺したりする人もあったりするようです。何か希望はないかというところへ、ル・ペンさんという極右思想の政党に希望を寄せるようです。
実際に先の選挙では地方は結構極右支持多かったようです。
そうした分断というのが今のジレジョンヌにも影響を及ぼしているものと推測されます。
今回は初日、マクロン大統領が朝から夜遅くまで、昼食も夕食も出展者と一緒に会場内の簡素なレストランで済ませずっと対話をしていたそうです。
話が逸れてしまいましたが、MALOのヨーグルト、LIDLにはないからどこで買えるんだろうと思ってすっかり忘れてしまい今回探してみました。
先ずはと行ったMONOPRIXでいともあっさり見つけられました。
4個パックで1.49ユーロでした。
中は普通のノンシュガーのヨーグルトでした。
すっぱくないので万人受けしそうです。少量砂糖を足しても美味しいです。
なんだろうこのあっさりとしているのだけど味わいがあるのはという不思議な美味しさ。
フランスでは珍しく容器がコーティングされた紙でした。
パリ市内はゴミはビンや生ゴミ以外はアルミ缶までいっしょくたに燃やしてしまうのでプラスチックでも良さそうなのですが謎です。
MALOは既にお気づきでしょうがサンマロのマロです。
フランス北部のサンマロ湾があるモンサンミッシェルからも近いところ。
ボルディエバターもサンマロだったと思います。
酪農で有名なエリアの1つですが、海も近く独特な環境だそうです。
パリから1泊2日で行けるエリアですので、プランに組み入れてはいかがでしょうか。
日本ですとスプーンがレジでもらえますがパティスリーの一部でもらえるかどうかのフランスなので旅行の際はプラスチックのスプーンとフォーク、そして割り箸を何膳かカバンに忍ばせておくと便利ですよ。