あ〜またやってまったよジレジョン、ジレジョンヌたち
本日のブログは必要な情報にアクセスしやすいように目次つけました。
3/16 ジレジョン ジレジョンヌ
まあ予定を考えている頃からやっていたけど昨日の騒ぎで「完全アウト」なチーンって気分の昨日のデモ。
いつも通りメトロのアナウンスで「警察の指示により、コンコルド、シャンゼリゼ・・・」はいはい、いつもの土曜日ね。と思ったらまだアナウンスが続く。
「テュイルリー、フランクラン・D・ローズヴェルト、・・・」
は、いつもより規模でかくね?と思ったらニュースの通り。
5月の連休や夏休みとか「パリに来たい」という人に強烈な冷や水をかけたでしょうね。
中国の方達はバスで移動されるんですがここ最近パリでは道路が封鎖されていてバスが入れない。しかも間違ってデモの中にバスを停めてしまったら移動もできない。
ウイーンはその点平和だから皆さん歴史地区以外のバスが入れるところすべてに中国の方向けのバスがいたんですよね。あ〜パリ終わったと思ったんですよね。
このデモの結果一時的にデモしている人にお金が流れたとしても、観光という大きな柱を失ってしまったフランス全体が失ったお金が大き過ぎて、将来に渡ってお金を流す原資がなくなってしまっているのだからその政策は無理でしょうと思うんですよね。
今回のシャンゼリゼ通りは本当にひどい状態。大手ブランドはお金をかけてショーウインドウを守る金網とか貼っているから割と無傷だったけど他は本当に惨状。略奪も相当行われたようだ。あまりのひどさに暫し言葉を失う。それくらいの酷さ。
黄色のベストたちジレジョン、ジレジョンヌたちに「こんな騒動やめろ」と言いたい。あなた達が行っている行動は正しいのかもしれないけど、それに紛れて暴動を起こす集団が引き起こした結果を大人ならもう少し注視すべきだろう。ただ単に騒ぎたい略奪したい集団に利用されているだけなら単なる猿回しじゃんね。
フランスの産業の1つである観光でダメージ食らったらそれは国全体に波及してひいては自分たちの暮らしに直結することくらい考えなくともわからんのだろうか。
これはフランス人が「自分の仕事は誰からお金をもらっているのか」を考えないで仕事しているツケなのだろうか。いやはや。
土曜日をどう過ごすか
土曜日をパリで過ごす場合は、
基本近づかない方がいいのが
もしルーブル美術館の近くなどで黄色のベストを着ている人を見かけたらすぐその場を離れてください。彼ら、彼女らはデモを終えて帰るだけかもしれないけど暴動を起こす集団が近くにいないとも限らない。とにかくダッシュで離れてください。
そして、
ラファイエット、プランタンにも近づかない方が無難です。
というのも以前ラファイエットの前で騒ぎがあり催涙弾発射されたりして一帯のお店が急遽閉店時間を繰り上げたりしました。
買い物は日曜日にできるので翌日にした方がいいです。
どこで遊んだらいいか
「これまで騒動がなかった」くらいのタマタマでいつあってもおかしくないと思って行動するのであれば
マレ地区
但し、リュパブリック広場からバスティーユ広場に通じる道路はストライキのデモ行進で使われる有名道路なのでメルシーへ行く時には気をつけてください。
オルセー・ルーブル美術館
ここは臨時閉館するかもしれないので注意が必要ですがまあ騒動がここで起きたら軍隊入れるレベルになるからジレジョンたちもこれまで刺激していません。
ベルサイユなどの郊外へ行く
ベルサイユも騒いでいるようですからパリよりひどくないけど騒動しているかもと思って気をつけて出かけてください。
パリの左岸
左岸で騒いでいるのがサンミッシェルからリュクサンブール公園にかけての道路。
メトロ12番線は動いているからボンマルシェあたりはまあ平和かな。
モンマルトル
たまにデモから帰ってきたっぽい人は見かけるけどまあ平和かな。
最後に
デモはたいがい夕方には終わっているから夕方以降は普通に遊べます。
そうは言っても近づかない方がいいエリアには土曜日中は行かないでくださいね。
シャンゼリゼのルイヴィトンは日曜日はいつもの混みようで、土曜日恐らく閉めている余波で日曜日の混みようが最近半端ないです。
写真をアップできなくてすみません。