パリの語学学校 大学付属 まずはこれから
パリの大学付属の語学学校に入るための情報
noteで有料公開してもいいレベルだと自画自賛ですが300記事と記念の記事なので無料公開です。
今回の記事はこんな内容を書いています。
スケジュールは、申し込み期間、書類提出、試験と3段階になっているのが特徴です。
そもそもパリにある大学付属の語学学校というのはソルボンヌヌーヴェル、第3大学の5区にある方とパリ郊外のナンテール大学だけです。
厳密にいうとパリにあるのはソルボンヌヌーヴェルだけです。
その両校の違いなどはまた別にします。
申し込み期間
授業は9月と1月にスタートします。
それゆえ、申し込みは5月と11月が相場です。
毎年変わるので、HPでチェックが必要です。
そして注意が必要な点は、コンサートの電話予約のようにわずか1時間ほどで締め切られることです。早いと30分くらいでサイトが消えます。
書類提出
申し込みを無事終えるとメールで案内が届きます。
そこに書いてあるものを用意して各機関へ提出します。
だいたい申し込みの翌週指定された3日間の間で来なさいとなっていました。
いちおう郵便でもできる建前なのですが、ほぼ全員その期間内に出頭する感じで提出します。出頭する感じでやれというニュアンスは代理人の提出について認めていることからもそうなのだろうと推測されます。
書類を出すとその場で試験の案内、VISAのための入学手続き中という証明書類などを渡されます。
試験
試験はだいたい8月末から9月頭、もしくは1月です。
1日目 筆記 2日目 口述 という段取りでした(ソルボンヌヌーヴェルの場合)
筆記は1月の時は3問あり、A2 B1 B2レベルから1問ずつ。
注意が必要なこと
落ちる人がほとんどです。
9月受講は150人まるっと募集(厳密には1月受講者の継続を引くから枠は少ないかも)1月は9月受講でドロップしたり、進学する人など減った人を補充するだけです。
5月申し込みの時に聞いたら受講可能人数が150人前後に対し、希望はその倍の300人以上の申し込みがあるとか。1月も100人を超える人数が受けていました。
ただ、日本人は数が少ないので優先している?という噂もあります。
今年1月からの授業には5人だけ(4人と思ったけど違ったみたい)
私は試験まったくできなかったにも関わらず、しかも口述は答えられず英語。。。
こりゃダメだなと思っていたのに引っかかりました。
(念の為と提出したA2合格証が効いたのか)
1月開講はレベルに注意
9月はどちらの大学とも全てのコース、A1から開催されます。
ところが1月は9月からの生徒が持ち上がる関係でA2から。
ナンテール大学に関してはB1以上が必要で、かつ公式な書類でのレベルの証明を添付する必要がありました。仏検ではなくDELFなどでの証明なので注意です。
日本からの申し込み
スケジュール的に難しいと思います。
郵送で書類を日本からフランスへ送る期間、そして返送される期間、そもそもちゃんと届くのか、返ってくるのかというフランスの郵便事情の悪さがあるから申し込みの後の書類提出に間に合うのかという問題。
現在東京広尾にある在日フランス大使館はVISA手続きは予約制で、キャンパスフランスの予約も同様です。予約した日に学校発行の仮登録の証明が届いていなかったりすると当然アウトでしょう。
そして、その仮登録証でVISAが下りるのか、特に大使館サイドで落ちるほうが多いと知っていたら受け入れが確実ではないと判断され却下されるのではないかと思うのですがどうなのでしょう。
この辺りトライしたことのある人をネットや周りで探したけどいなかったのでわかりません。
やるとしたら
法定翻訳などコピーで大丈夫なのでパリに住む友人などにお願いすれば大丈夫かと思います。ただ私もそうですが家にプリンターを持っている人が少ないと思うので、PDFデータで送ってそれをパリ在住者がUSBに保存してコピー屋さんでコピーしてもらうことになると思います。
お役立ち情報
法定翻訳を請け負ってくれるところ
大学付属の語学学校で必要となる法定翻訳、出生証明、要は戸籍謄本の翻訳と大学などの卒業証明書に関しては日本にいらっしゃる人はもちろん、パリに住んでいるけど親などの協力を仰げる人はこちらの会社が安くて正確で安心でした。
なので参考としてご紹介します。
法定翻訳の原本のこと
ナンテール大学
大使館の作ったもので出生証明OKしてくれそうな感じ、英語の卒業証明書でOKみたい
ソルボンヌヌーヴェル
どちらも法定翻訳が必要です。実際は書類提出の時にそのコピーを提出し、原本は入学手続きの際に見せるだけでした。
参考になりましたでしょうか。
写真をアップできないのでしばらく学校ネタ続けようかな。