パリ、サンポールに残るフィリップ・オーギュストの城壁の跡
メトロ1番線サンポール駅で下車してヴィラージュサンポールへ向かう場合、シャルルマーニュ通りから行くと意外と近いのです。
歩いて行くと高校のグランドがあるんですが、この写真の右側に石積みのギザギザの壁が見えると思うのですが今まであまり気に留めなかったんですが中世の城壁の跡と聞いて立ち止まってみました。
フィリップ・オーギュストの城壁という1200年頃に作られた城壁の跡だそうです。
古いだろうと思ったけどそんなに古いとは。
いつから高校なのかわかりませんがそのおかげで残ったようです。
パンテオンの近くにもその頃の城壁の跡が少し残っています。
パリはシテ島から始まり歴史を重ねています。
建物が古いから全体が中世のような印象で城塞都市だったとは気づきにくいですが中世はどこも外敵から身を守るためにポルトと呼ばれる門があり、そして塀が築かれていたようです。歩いているときにふっと目に入った謎の景色があったらその近辺に歴史をかいた看板Histoire de Parisがないかチェックしてください。フランス語しか書いていないけど写真でとって後から調べてみると「ああ」と分かることがあります。