ルイジアナ美術館の魅力はランドスケープ
ルイジアナ美術館は好みの差はあれど収蔵作品がすごいことはない美術館です。
もともと別荘だったところを改装し、安藤忠雄さんの地中美術館のような作りで施設の大半を地中に埋め込み美しい海を眺める景色を活かした美術館です。
建築的にはそうでもない印象ですが、ランドスケープに関してはよく考えたと思いました。開発し過ぎず、美術館の印象がプラスになるような感じで止めるバランスはよく練っているなと思います。
この日は春の強風が吹き荒れ、外にいると吹っ飛ばされそうでしたが自然のそういう厳しさも含めての景観ということなのだと気づかされます。
日本でいうと足立美術館の庭園が海に置き換わったそんな感じかな。
時間があれば行ってみるといいところです。但し、電車の本数が少ないのでアクセスは正直なところよくないですね。