Banonというチーズを食べる
パリにパン屋に次いで多いかなというのは言い過ぎだけど、それくらいある印象を持つのがフロマージュ、チーズのお店。
Fromagerie Beillevaire、Fromagerie Quatrehomme、Fromagerie Laurent Duboisと多店舗展開しているお店もありますが、店主が好きでやっている個性の強いお店もあるのがパリの特徴です。
日本人スタッフがいるFromagerie Martine Duboisは日本人の方にオススメだけどFromagerie Laurent Duboisとは違うお店です。お休みのこともあるけど、日本人スタッフのIさんの接客はとても素晴らしいのでオススメですよ。
それ以外に内緒にしているお店が数軒あります。どこも個性的だけどその中にはカーヴを持っていて熟成させているところさえあります。
そんなお店の1つを久しぶりに覗いたらなんだろうというチーズを発見。
聞くとヤギっぽい。日本ではヤギのチーズだけはクセがあり臭くダメだったんだけどパリに来て普通に美味しいと思えたから迷わず購入。
栗の木の葉っぱで包んでラフィアの紐で結んで熟成させているそう。
葉っぱだ〜
少しだけチーズの表面がいい香りを感じます。
こういうチーズは外皮は食べないんでしょうか。
中はとてもクリーミーでヤギ独特の匂いもあり、これは美味しいかも。
詳しく調べてみると、
ヤギ乳で作られる南仏の伝統的チーズで、2003年にAOC(原産地統制名称)、2007年にAOP(原産地保護名称)に認定された。ローマ皇帝たちの食卓にも上っていたと言われる。ソフトカード(ほぼ酸味のない凝乳)技術で作られる、珍しいヤギ乳チーズのひとつだそうです。
ここのチーズ店は他にも個性的なものも扱っており、パリ市内でもあまり見かけないものを販売しております。英語も使えるので便利です。このお店もしばらくシークレットです。
パン屋もですが、いいチーズ店も家賃の安い周辺の区に出店することが多いですね。
家賃の高いの中心地ではなくエスカルゴと言われるパリの外の区へメトロを使って行かれるともっと美味しいものが見つかると思います。