パリ観測史上最高気温となるか？ 7月25日
熱波の続くヨーロッパ。フランスも当然ながら暑い。
25日には40度を上回り、1947年の最高気温を更新すると予報されています。
朝はまだ過ごせる暑さだけどそこから「ドン」と暑くなり、でも通常夕方になると幾分涼しくなるものだったそうです。
でもここ数年夜でも暑いから日没が9時半頃でそれまで明るいので家にいるより友人と外でビール飲みながら過ごす人が多いです。
AFP通信さんからお借りしました。
トロカデロ広場の噴水前。
パリで暑いと何が困るか、まとめてみました。
屋根裏部屋はとにかく暑い。
2000年くらいから断熱材を改修時に入れることが義務付けられたそうですが、まだまだほとんどのところでそういった改修がなされておらず屋根が熱くなるとそのまま部屋が暑くなる。そして一旦熱くなると夜になっても熱いままで、当然部屋も暑いまま。
窓の位置が悪い屋根裏部屋だと風が抜けないのでちょっとした温室、いやサウナ状態だと思う。
この時期はエアビーで部屋を借りると死ぬ。特に今年は。
この暑さの中でエアビーで部屋を借りた人は「え〜」とビックリするでしょう。
日本でエアコンのない家庭は稀だけど、パリでは逆にエアコンがある家が稀。
アパルトマン借りてパリを楽しむプランがこの暑さで体力取られて、そして夜もねれずにさらにというパターンに陥りそう。
夏はホテルを取る これからのパリ旅行で必須になるでしょうね。
さすがにホテルはエアコンあります。
パリでカフェも当然ながらエアコンないですよ。
ちょっと喉乾いたから涼しいところでお茶をと思ってもスタバですらエアコンありません。スポットクーラーのあるところも増えたけど、排気のダクトを通すために扉を少し開けるので部屋があまり冷えていません。
ラファイエットのカフェはエアコンありますのでオススメします。
あとエアコンガンガンに効いているのはポンピドゥセンター。
寒いくらいにエアコン入っています。
基本はここのようにエアコンなく扇風機があったら奇跡です。
汗だくで美術館は意識が遠くなるだけで、記憶に残らないからオススメしません。
いつもですと日本で暑い夏を体験してパリで涼むというパリ在住日本人のパターンが今年は完全に逆になっていてパリに帰ってくると「暑い」「エアコンない」「扇風機もない」の三重苦で暑気払いしようという名目で”飲み会”設定してくれます。
でも暑い空間で冷えたビール飲んでも汗になるだけで一向に酔わないので「無駄？」なんて思います。
さて今日はどうなるかな？？
