気温42度の過ごし方 パリ
気温が42度、吹く風も熱風だったパリ。
翌日には30度くらいまででおさまり、まあなんとかなりそうという感じ。
8月は気温が下がりだすので今週だけのようですね。
友人はそんな最高気温更新の日に展示会を開催。まあ決まっていたからそんな間際に変更できないこともあるけどよくやるなぁという感じ。
猫を飼っている友人は猫のために「最高気温更新の予報」を受けて「ホテルへ避難するか?」と思ってホテルを調べたらさすが観光ハイシーズンだけあって空いている部屋はどこも10万円以上から。。。さすがに諦めたそう。
たまらんと格安航空券で北欧など緯度がより高いところへ避難する友人。
ヴァカンス旅行しないつもりでいたけど急遽という感じらしい。
機内は同じことを考えた人で満席だったとか。
日本で過ごしている友人たちはエアコンあるから高みの見物という感じ。
私もそんな1人。
パリには旧建築と新建築があります。
旧建築は1900年代のもので見るからに荘厳な作り。
新建築といっても1960年代のものが多く、全然新しくない。
新建築の方はベランダがあるので室外機を置くことが可能です。
エアコンが必須の様相を呈してきているけどエアコンを設置することがどうやっても難しいというのがパリの住宅事情。壁に穴を開けられないから(物理的に開けるのが相当困難と思われます)スポットクーラーが限界のようですね。
場所がちょっと治安悪いので教えられないこのお店。
左上のお客さんの上にエアコンがちらっと見えますよね。
ここ、2018年にエアコン2台設置したんですが、面白いのがトイレの中に室外機があるんです。ちょっと広めのトイレに室外機がドンと。そしてその排気を吸い上げる大きな付属の機械と組み合わせることでエアコンの設置が可能になったようです。
こんな方法を見たのは初めてでした。そこまでしてでもエアコン取り付けたかったんですかね。取り付けたいユーザーと取り付けを可能にするメーカー、両方ともすごいです。
このお店パリの中でも相当なこだわりを持ったオーナーが自慢のワインとセレクトした乾燥肉とチーズを出すのですが付け合わせのパンもこだわった結果自分で作るというお店。美味しいパン屋がないこの界隈でパンだけ買いに来る地元のお客さんがいるくらいです。
パリで暮らすのには本当にサヴァイブという言葉が似合います。
だからこそ楽しいのかもしれません。