フランス、パリのパン屋、パティスリー情報など最新のパリ情報とパリでワーホリ、パリで学生など暮らしたい人向け情報のサイト

今日のパリ 今日のパン(パリのオジサン)

パリから日々の徒然を〜もうしばらく日本です〜

キャッシュレス・ポイント還元事業の問題 全部のクレジットカードが還元の対象ではない

前回記事にした対象事業者の地図もですが、 

p-p-paris.hatenablog.com

 

お店をやっている人向けに重要なことをまとめますと、

 

 

決済サービス手段の確認

自店での決済手段が地図上で通常使用している決済サービスが対象なのかを確認する。

そうじゃないとポイントは還元されません。

PDFの資料にはそこに触れていないので、地図で確認する

 

 

map.cashless.go.jp

 

お客様が使うクレジットカードによっては還元事業を受けられない可能性もある

還元事業に申し込んだらお客様が使うクレジットカードが全て対象と思うでしょうが、思い出してください。還元事業に参加するには「申請が必要」であったことを。

そう、対象となるクレジットカードになるためにはクレジットカード会社から参加申請が必要で、それをやっていない、もしくは来月からに間に合わない会社もあるということです。

お店もそもそもこの事業に参加しているところが少ないように、クレジットカード会社も参加しているところが全てではなさそうです。

 

www.sankei.com

 

だから店頭で、「クレジットカードで支払ってもらうと5%ポイント還元ありますよ」とアナウンスしてもお客様がお使いになるクレジットカードが対象外ということもある。だからそんな告知すれば揉めますよね。。。

 

ポイント還元が実際にどうなされるのかはクレジットカード会社によりマチマチ。

 

タイミングも方法も含めてはっきりしていません。

スタッフの持っているクレジットカードでもそれぞれに違うようでビックリ。

 

そもそもクレジットカードで支払ってもらうと店は損ですよね

お店はこの事業期間中は通常の決済手数料の一部を国が負担してくれるけど、2.15%手数料がかかるからお店は現金で支払ってもらった方が得。

お客様はどういう形にせよ、5%なんらかの方法で返ってくるなら得。

だったらコペンハーゲンのようにお客様が手数料負担してくれると助かるけど。。

 

 

p-p-paris.hatenablog.com

 

そして何より無駄だと思ったのが、佐川さんとヤマトさんからドバッと送られてくる大量の印刷物。必要な人だけネットで申し込むにしていないから大量のゴミが2回に分けて送られてくる。そして「この事業が終わってから処分してください」と丁寧に書いてあるのが笑える。。。

 

消費税ってこうやって無駄に使われるという代表例ですね。

 

お店の方全員こういう情報はご存知なのでしょうか。

日本人ってすごいですね。。。