Travelexでシステム障害
空港などにTravelexが設置されてからは銀行で「あらかじめ両替して」という両替の心配なく海外旅行に欠かせない存在になっている外貨両替サービスのTravelex。
現在、Travelexのコンピューターにウイルスが送りこまれ、報道によるとハッカーからハッカーが奪った情報を600万ドルで買い取るよう要求しているそうです。
HPもこんな状態。
が、検索してもあまり情報が出ていませんでした。
情報統制でもしているんでしょうか。
日本の銀行も自行で自前で外貨両替するより外注した方が早いとTravelexに頼っているところもありますが、海外ではその傾向が結構高いです。ことTravelexが本拠を置くロンドンではその中でも特に。
皆さんは1か月から2か月海外に滞在するときに、お金はどうしますか?
長期の海外滞在する際に、全て現金というのはちょっと危険ですから、必要なつど日本にいる感覚でキャッシングすると安全です。Travelexのキャッシュパスポートのサービスは結構便利です。それが現在新規発行がストップしているのでちょっと痛いですね。
キャッシュパスポートはTravelexで申し込むとマスターカードのクレジットカード(デポジットタイプ)が渡されます。そして窓口もしくは日本のTravelexが指定する銀行口座へお金を送金すると渡されたマスターカードにチャージできるシステムです。追加も可能です。
海外でお金を引き出すことも、マスターカードとしてチャージされている金額までクレジットカードとしても使えるので便利かつ安全です。1か月から2か月では現地の銀行で口座の開設は基本不可能、新生銀行もサービスをやめたので海外ATMで金利負担を気にせずお金を下ろすため取り得る手段はキャッシュパスポートくらいでしょう。
今日もシステムが動いておらず、いつもならば本日のレートが書かれたモニターもオフ。長引きそうですね。
両替は可能のようですので春の卒業旅行シーズンがそろそろですが影響は最小のようですが待たされることもあるようです。
それにしてもこんな大きな会社でさえセキュリティーホールを放置するですね。
ちょっとびっくりしました。