10月26日 2018 ちょっとした事件発生
今朝はゆっくりとした土曜日。
パンも残っているからせっかく美味しいパン屋があるのに
焼きたてを買えないフラストレーションがある土曜日。
今日は結構冷える。皆冬の服装だなとモンマルトルから地下鉄で戻り
さ〜夕方の買い物だと駅を出てそのまま家に戻らずバスに乗る。
ちょうどバスは行ったばかり。でも土曜日夕方はまだ5分くらいで次が来るからと
のんびり写真撮影。
ラファイエットもクリスマスに模様替えと聞いていたらこの界隈もクリスマスのイルミネーションが設置されていました。
のんびり写真を撮っていると緊急自動車がけたたましく走って行く。
まあここまではいつものパリ。
その後も続々と緊急自動車。
パトカーが数台、そしていわゆる救急車、そしてドクターカー、ここまではなんとなく日常だったけど、
いわゆる消防署の車の緊急走行(サイレン鳴らしてというのね)を先導させてなんと市内を警備しているブルーベレーの乗った車が2台行くではないですか!
そうか、ブルーベレー(フランス陸軍)のあの警ら車両はいわゆるサイレンがないのか〜と悠長に思ったけど、すぐ「これまずくね?」と我に帰る。
その後さらに自転車に乗った警察官もくるわ、いわゆる白バイも続々きて、さらにさらに緊急車両が増えて行くではないですか。しかも数百メートルない先で何かあったようだ。さすがにあれと思ったけどバスが来たので事件の方向だとは思ったけど乗ってみた。
そうしたら走り出して1分もしないうちに「運行打切り」のようなアナウンス。
仕方ないので降りてみたらそこは規制線のギリギリ外というところ。
先に行ったバスは思い切り規制エリアの中で停車していました。
この写真にも先に行ったバスが映っていますね。
まさに起きたばかりでしょう。
現場を迂回する人がまず街に溢れ出しました。
東西へ移動する一番のメインストリートだからすごいことになってきました。
ちょうど封鎖された先へ出ました。
ここにもバスが引っかかっていますね。
1時間ほど経ち日も暮れましたがまだ規制中。
日本と違って、苦情とか関係ない国。
なぜ東西のメインストリートと南北のメインストリートが交わった先での事件なのに、南北のメインストリートから東西のメインストリートへの進入を防ぐ感じで規制をしないのでしょうか。謎過ぎます。
そのおかげで行き場を無くした車で溢れかえる始末。
南北のメインストリートを走る本来なら東西のメインストリートを走るはずのバス。
規制の範囲を迂回する形で運行されていました。
勝手に告知もなく(するけどお客が聞いちゃいないことも)迂回するから降りるはずだったバス停を飛ばされたお客と揉めることもしばし。
今回はこの地でもう10ヶ月暮らしていることも手伝って読み通りの運行だったので買い物の帰り余分に歩かずすみました。
軍の数もハンパないことを思うと「テロリスト」絡みの何かか、殺人かなんかでしょうね。平和な15区なのでこれまでここまでの騒動を見てきませんでしたが何が起きたかわからない安気さと逆に大丈夫か?と思う気持ちと混ぜこぜです。
バイクと自転車も含めると緊急車両はおそらく50台以上きていたと思います。
消防車はゼロなので火災ではありません。
軍も出ていることを考えると「テロリスト」っぽいかなとおもいます。
しかしながらいつもの交差点のカフェではお酒飲んで談笑するパリジャンたち。
その先数百メートルないところでの事件なのに「そんなの知るか」みたいで日常を過ごしていました。そのギャップがまたパリ、フランスなのかな。