夏のパリ市内での暮らしかた Piscine Joséphine Baker
フランス人がヴァカンスに入り、その代わり観光客が押し寄せているパリ。
でも中には9月組という遅いヴァカンスの人もいます。
「みんなヴァカンスで楽しんでいるのに何で俺だけ働かにゃいかん」と思っている人はまだしも「お金がないからヴァカンスへ行けない」という人もいます。
そうした人たちのガス抜きのために夏のパリはセーヌ川を中心にプラージュというイベントをやっています。
去年、Googleマップを見ていたらQuai de la Gare駅に近いセーヌ川に「プール」というプロットがあって「嘘だ〜」と思っていたら本当で「しまった」と思いました。
7月から8月1週目くらいまでタグボートでプールのユニットを引っ張ってきてセーヌ川Quai de la Gare駅近くに停泊されるのです。
Piscine Joséphine Bakerというそうです。Piscineはプールという意味です。
このあたりはいわゆる大学の生協にあたるCROUSが運営する水上レストランも近く
もあってちょっと楽しめるエリアになっています。
水泳帽と水着があれば4ユーロせず泳げますし、プールの水もセーヌ川の水ではなくキレイなものですので衛生面も大丈夫でしょう。
パリ市内にはLe Bassin de la Villetteというサンマルタン運河上流の河岸にやはり同じようなユニットを夏の間だけ設置してプールが作られています。
でも水があまりキレイでない感じがしました。
ここはヴァカンスに行けない親子で溢れかえっていますが、足で漕ぐボートなどもあって泳がずとも楽しめるスポットになっています。
メトロJaurès駅が最寄ですが2番も5番もちょっとだけ治安良くないので気をつけてお出かけください。
写真はGoogleマップよりお借りしました。