11月9日 2018 クリスマスのイルミネーション
朝。ピシャールへ行くためバスを確認。1番近くまで行くバスの3分前にまあ近くまで行くバスがあったので乗る。これが失敗。
次のバス停で運転手の交代!
オイオイって言うくらいゆっくりで運転手同士話し始めてさらに遅れる。。
そして恒例のメルシーオーバー、ボンジュールという挨拶。ここは学校か!とツッコミ入れたいけど。ちょうどnuit busの運転手が早朝もそのままやって7時前後に交代するようだ。覚えておこう。その間に1番近くまで行くバスに追い抜かれてしまう。
平日のピシャールは賑わいつつも皆毎日決まったパンを食べているのか並んでいても早い。たまにどうするの?というくらいの量のクロワッサンとかを買う人がいると時間がかかるけど基本サッと終わる(はず)大量に買う人は粉の入っていた大きな袋に入れてくれているからすぐにわかる。どっかのカフェなのだろうかといつも気になる。
これが土日だとケーキやらパンの種類もパーティをやるのかわからないけど何種類にもなることが多く平日の半分の列でも3倍くらいかかるハマる時間がある。
通ってくるとこういうこともわかってくる。常連になるってこういうことなのだなと。
最近バゲットかバゲットビエノワーズしか買っていないのでしっかり覚えられている。そしてこいつ今日はこっちだろう?と推測している節もある。単純な仕事ゆえに楽しみを見出しているのだろうか。
今日は風が強く雲の動きのある1日。
夜には結構冷えてきたけど外でビールを飲む人、人。さすが金曜日ね。
こんな寒くなっても暖房の効いた店内はガラガラだけど外は賑わうパリ。
お店の人がいそいそとヒーターを出して準備している。
ふと見上げたらクリスマスのイルミネーションが始まっているではありませんか。
パリ市内至る所で通りにイルミネーションを設置し始めたけど点灯していることはまだなかったので思わず「わ〜」となる。
いわゆる5区のカルチェラタンなので観光地でもあるサン=ジェルマンからも遠いから観光客がいないエリア。ここに通うようになってまだ日が浅いけどこういう通りがしっかり残るのが街の魅力だな。
今日も見にきてくださりありがとうございます。
街の魅力、壊れてしまう前にもう一度見直したいですね。
本日のパンはピシャール。
今日は大当たりでした。バゲットビエノワーズの本来の美味しさがあります。
ハズレの日でも美味しいけど大当たりの時は格別です。
少しビヤンキュイットが好きなのかもしれません。
11月8日 2018 photofeverへ行ってみる
朝。近くのところで今週だけのマルシェが始まる。
そういえば前の時(夏だった)とメンツがほぼ同じだなと。
よくよく考えると先日6番線に乗り地上部分を走っているときに見かけたマルシェでいたメンバーでした。各所を回っているんですね。
朝はパンの残りがありそのまま焼いて食べる。
なので今日のパンはお休みです。
夜、photofeverというイベントのオープニングに出かける。
パリフォトのメインはグラン・パレなのだけど、photofeverも関連行事ではあるけどルーブル美術館の地下の広大なスペースを使った写真展です。
ルーブル美術館の地下に何があるかご存知ですか?
意外にもアップルストアも含めた巨大モール、そしてプランタン百貨店(ほぼバスでルーブル美術館に来た中国人観光客向けの彼らが欲しいアイテムしかない)、そしてそれ以外に2箇所、巨大な展示スペースが眠っているんですよ。
いずれも普段は使われず隠れているから恐らくは在住者や関係者しか知らないスペース。ドラクロアの展示もその1つで開催されていました。
日本からもギャラリーが数件出展され、今年は日仏友好記念の年だからその関連イベントもありで日本を感じます。
何より面白いなと思ったのが、フランス人やスペイン人が見た日本の当たり前の光景に目を奪われ撮影した写真でした。薬局のレジ前の手書きのポップなど不思議な国日本なんですね。
6時半に入った時はそこまで多くの人ではなかったけど8時の時にはすごい人でごった返してきた。この人たちはその後夕食だろうから夕食の時間のレストランの混み合う時間が日本より遅いのがなんか納得。
photofeverは11日まで開催されています。
グラン・パレとはしごできますのでお好きな方はぜひどうぞ。
意外にもこの写真は日本の写真家のものでした。
今日も見に来てくださりありがとうございます。
グラン・パレの写真展は昨日オープニング。photofeverは今日と一日ずらしてくれるからどちらも行けるのがありがたいですよね。日本だとぶつけてくるだろうな。
流石にグラン・パレの方には招待されなかったので行けませんでしたが。
パリはだから面白い。
11月7日 2018 法定翻訳を取得する準備
雨の朝。午後には雨は上がり過ごしやすい1日。
来年以降の語学学校の準備真っ最中の今週。
その絡みで先週にメールをしていた方へ再度メールを送ってみた。
先週はヴァカンスでもしかしたら休みかなと思ったので待ってみたけど、待てど暮らせど返信なしだったから他を探すことも視野に入れつつ送信っと。
そうしたらものの数分で返信がきた!フランスでは多分あり得ないこと。
続けざまにメールが届き、今日打合せしませんかと。
見積もりの値段を聞きたいところだけど、あらかじめ予習していた金額くらいだろうと予測してとりあえず行ってみることに。
事務所の場所も単純に西へ移動するだけだから30分後でアポしてみたらOKと。
私の暮らす場所は横にも縦にも移動が至便なのがすごくありがたい。
余裕ありすぎで到着。
入口のデジコードは教えてくれていたけど中に入ったらまたデジコード。
よく見るとインターホン併設タイプなので↑を操作してオフィスを探して呼鈴を押したらその次の扉が開く。ほっ。そして事務所入口の扉には無造作な手書きの表札が。呼鈴をまた押し他ところ中から人が出てきてくれました。
思っていたより小さなオフィスでとてもサンパな人でした。
値段も予習の金額でしたから即決。そしたら翌日に出来るから翌日午後何時に引き取りにくるかと聞かれたので、都合を聞いて取りに行くことに。
いわゆるデポジットを10ユーロだけお支払いし、本来なら預り金の控えをもらうべきかなと思ったけどキッチリと仕事されていそうな感じがしっかりしたので言わず。というかフランス語が思いつかなかった。あっさりと終了でお暇。
事務所を出た頃には雨が上がり高校生と思しき学生が午前中の授業を終え帰宅するタイミングでバスが結構混んでいた。
こんな素敵な教会が顔を出していました。
だからパリは面白い。
今日も見に来てくださりありがとうございます。
雨の中だからこそ美しさを放つ場所があるパリ。
だから飽きないのだと思います。
今日のパンは前日購入したこちら
火曜日はピシャールが休みのため、休みの日はいつものL'Artisan Des Gourmandsでパンを買う。
購入したてはアツアツでしたので少し食べてしまいました。
でも今回は少しハズレだなというお味。
美味しいんだけど。。焼き直すと顕著にいつもとの差がわかりました。
11月6日 2018 Photo Saint Germain 始まる
11月。ということでパリは写真展の多くなる月。
有名なパリフォトも8日より。
そして本日はPhoto Saint Germainのオープニングだそうで、案内をいただき行ってきました。
Photo Saint Germain
その名のとおり、サン・ジェルマン・デプレ界隈のギャラリーを舞台に写真展を開催するもの。期間は24日までとパリフォトより長め。
オープニングパーティ(ベルニサージュ)なのでお客さんがひっきりなし。
写真家も在廊しているのでファンにはたまらない夜。
どこのギャラリーにも置かれていたPhoto Saint Germainのエリアマップ
日本の写真家を中心に展示しているギャラリーもあれば、若手を中心にしているところ、それぞれのギャラリーの色がはっきりと打ち出させておりました。
写真をここまでまとまって見るのは初めてでしたので、お腹いっぱいになりました。
公式サイトはこちら
11月5日 2018
暖かい1日でした。夜も気温15度。
これくらいが1番いいのだけどそうはいかないだろうな。
来年の予定のための申し込みが始まる。
聞いていた日より1週間早くて焦る。パリあるある。
サクッと完了し今日は夕方の予定のために1日家にこもる。
夜にまたモンマルトルへ。今日はアベスから。
月曜の夜だけどお店はちょうどいい気候だからか外で飲んでいる人が多い。
バカンスもそろそろ終わる頃だけどモンパルナスなどは人、人。
そろそろ年末の休みに向けて街が再始動する頃。
日曜日のモンマルトル。
今日も見に来てくださりありがとうございます。
本日は月曜日でピシャールはお休み。
日曜日のお昼頃に買ったバゲット。
焼き立てで持って帰るのに結構熱かった。
すぐに半分ほど予定になく食べてしまいお昼ご飯の予定が夕方にスライド。
この日のバゲットは焼きが今一つの場合に起こる膨らんでいないほっそりとした部分も美味しく毎日観察していることでへ〜と思うこともやはりありますね。
11月4日 2018
今日は日曜日かつ秋のヴァカンス最終日(たぶん)
本日はパリの日曜日について書いてみますね。
朝、パンを買いに出て朝食をいつもよりゆっくり済ませて向かうはマルシェ。
だいたい10時前後が人出が多いように感じます。遅めの朝食を買いにマルシェもついでにという人は9時頃から。何れにしてもマルシェへ行くのが過ごし方のひとつ。
そして近隣にマルシェのない人はというと、地下鉄乗ってレンヌのビオマルシェに行く人もある(左岸の場合)でもほとんどが近隣のお店でいつものように済ませているように思う。そして午後はどのお店も休みになり、お店の人も市民同様に、しばしの休暇モードに入っています。
もう日本では死語になってしまった「近隣商業地域」つまりは「商店街」がパリでは今も健在。だいたいどの地域も規模の大きさこそあれ基本10分も歩けばどっかはある。そしてこんなカートをだいたい持ってきています。
冷凍食品のPICARDのお店で売っているものは中がアルミになっているので、保冷効果を維持できるとか。
私の住んでいるエリアは恐らく10分圏内にピシャールのある近辺を入れても5か所ほど確認しています。
お肉屋、魚屋、そして八百屋。フランスらしくパン屋もチーズ専門店も。
そして花屋や小さな雑貨店も。場所によってはカルフールやモノプリなどの大きなスーパーもあるにも関わらずしっかり残っている。
かつての日本もそうだったのではないでしょうか。
コンビニができる以前、イオンなどの大規模スーパーが出来るまでの大店法という法律でそうした地域の小規模焦点を守っていた頃には確かに存在していた。
そして週末になると特売をして自転車や歩いてお年寄りから若い夫婦が買い物に来ていたことを子どもながらに覚えています。
パリのような個人商店が集まり商店街を形成しているところ、公設市場のような一つの建物の中に小さな商店が集まっていたりと形態はそれぞれ。
買い物だけでなく、ちょっとした地域の社交場的な役割もしていて街に人がいた。
確かにいたのである。もうそうした記憶のある世代は随分と年齢が高くなってしまったけれど確かにそういう時代があった。
それが崩壊し、地域が崩壊し、街から人が消えた。商店街がシャッター街になった。
街のイオンが撤退し、買い物する場所がなくなった。孤独死。
いまの日本が抱えている問題の多くが地域から小さな商店が消えたことに起因しているのではないだろうか。
かといって、若い世代に急にやれと政策を打っても「確実に暮らせるのかわからない」リスクがある限りは誰もやらないだろうし、そうしたことをかつてやっていた元商店主も年を取り引退しているから今さらやるのは無理があろう。
今思うと確かに値段は高かったのかもしれない。でも値段だけでない機能が小さな商店には間違いなくあった。大切な何かを失ってしまったのはまちがいないなとパリに暮らすようになって感じることである。
パリもだんだんと変わっていき、冷凍食品の専門店すら出来る次第。
マルシェの経営者も結構年齢が上がっているようだ。
これから何を大切にするのか、日本の失敗から学んで欲しいなぁと切に願う。
本日も見に来てくださりありがとうございます。
今日のお菓子はタルトポンム。
ピシャールの隠れていない名物です。そしてパリ1の安さです。
でも当たり外れが大きいのがたまに傷。
11月3日 2018
多少寒さの落ち着いたパリ。
土曜日なのでヴァンブを見てまわる。
お昼近くなってくると片付けを始めるお店、お昼をゆっくり食べ始めるお店と様々。
今日は日本人を多く見かけた。
お昼過ぎてからはシテデザール(Cité des Arts)へ。
ここは日本人アーティストも入居しているアトリエ兼住居。
一見すると「うん?」となるけどよく見ると卓球台。
入口からしてアーティスティックというべきか。
これは通りからも見られるのでぜひ。
明日は何かあるのか、通りの駐車する車を規制していました。
マラソンなのか何かイベントやるんだろうな。
夜までいたのですがセーヌ川のライトアップが美しかったです。
今日も見に来てくださりありがとうございます。
今日のパンはお休み。
街角から。予約で作ったケーキ。
ヴァンブからすぐのDidotというトラムの駅の近くのパン屋さん。
結構な頻度で朝のうちに行くとこうやって予約されたものが並んでおりますよ。