11月2日 2018
朝は少し雨のような、そのためか多少冷え込みがきつくない。
秋のバカンスでバスの本数も地下鉄の本数も少なめ。
そしてモンパルナスなどでは旅行カバンを持った人で溢れかえる。
休みはいちおう今週までのようですが、会社などでは先にとる組、後からの組があるようで(どうも子どもがいるところは学校の休みと重なるようにしているみたい)来週も街は平常だけど人が少ないのかもしれない。
朝のピシャールは完全にお休みモード。
朝に来る客が少ないのがすぐにわかる。バカンス明けから入ったスタッフがお金の受け渡しもやっているけどまだ値段を覚えきれていないからいちいちプライスカードを見ているのが微笑ましい。でも彼女は典型的なフランス人なので愛想は正直悪い方だからこれからピシャールどうなるか少し不安。パンは美味しいけどスタッフ最低というお店がパリには本当に多いから。
夕方、12番線に乗るといつもだとガラガラなのになぜか満員。
皆、ショコラショーへ行ってきたようだ。ポルトデベルサイユが賑わっているようだ。
この土日がピークのようなので行かれる方は貴重品の管理にはくれぐれも気をつけてお出かけくださいね。
今日も見に来てくださりありがとうございます。
本日のパンはピシャールのバゲットビエノワーズ
昨日より美味しかったです。
焼きなのか、なんなのか。多少ムラのあるのが人が作っているっぽくていいな。
明日は土曜日、時間あったらヴァンヴへ行ったり、オテルドビルの風呂敷展など見て回ろうかな。
N26 についての感想
N26はドイツのインターネットバンクです。
手続きは全て英語で出来ます。
口座の開設はこちらから ⭐️
そしてフランス国内で口座を開設する際に問題となる
1.いわゆるサラリエと呼ばれる給与所得者でないものが口座を作る
2.最初にかなりのデポジットを預けた上でしかも口座維持手数料がかかる
といった問題がないのが最大の魅力です。
ところが1つだけ問題があります。
それがIBANです。IBANとは銀行コードのことです。
フランスの銀行のIBAN は
FRから始まり27桁の数字などです。
N26はドイツの銀行のため
DEから始まり22桁の数字などです。
これがくせ者なのです。
例えば、携帯電話
携帯電話は必ずしもFreeが安いこともないことが暮らしてみてわかりました。
各社が時々やっているキャンペーンを1年ごとに乗り換えるのが1番安いそうです。
これを知ってブイグのオンラインより契約しようと思ったんですが、支払いは銀行よりの引き落としのみで27桁の数字を入れないとエラーになりました。
そしてアロカションなど
フランス政府の補助金などの受け取りも口座支払いで27桁の数字にしか対応していませんでした。
厳密にいうとこのフランスでの対応はいわゆるEU法に違反して違法状態なのです。
でもそこはフランス。そんなの関係ない!という対応です。
それゆえ駅などでN26がいくらキャンペーンを打っても広がらないんですよね。
感想
いわゆるビジターVISAの方は何も問題なしです。
携帯電話をFreeにすればクレジットカードから決済できますので問題なし。
そして家賃の送金なども無料で送金可能です。
また当然ながら1ヶ月5回までATMでの引き出しも可能です。
3ヶ月7回クレジットカードを利用すれば口座維持手数料無料です。
そしてワーホリなどの人も問題ないはずです。
というのもいわゆる給与の支払いの場面だけ問題となりますがフランスの銀行口座からN26への送金は無料です。雇用主がよほどの変な趣向の人だけ意地悪されるくらいでしょう。
さらにN26の口座を持っているとフランスの銀行でネットバンク系口座を作る場合に便利かもしれません。いままさにそれにチャレンジしています。
フランスに到着しアパートが決まったら早速N26へ連絡して口座を作ってください。
パスポートなど必要なものを用意してあとはスマホでやりとり可能です。
そしていちいちアポ取ったり、出向いたり、受け取りに行ったりすることなく最短1週間で家にカードが届きます!
オススメです。
過去記事
10月31日 サロンデュショコラへ
朝。まだ冬時間の移行に身体が慣れないせいか調子が悪い。
起きるタイミングを外し、結局パンを買いに行けず前日のご飯の残りが朝食。
そして昨日関係者招待のみで始まったサロンデュショコラへ。
場所はパリ15区のポルトデベルサイユ。いわゆる見本市会場です。
今回の会期唯一の平日ということもあってそこまで人が多くない。
そして見本市という割には会場も小規模でもっと大きなものをイメージしていたので残念。日本のものも結構出ていました。
入口。この建物の中だけです。
インスタ映えしそうなデコレーション。
これもチョコ
これはフェイク。
美食の街のリヨンのお菓子。
今回、リヨンのチョコが結構良かった。
あとは隣国ベルギーなども。
ここもリヨン。
綺麗でした。
パリにはないチョコを結構試食させていただきました。
でも有料で15ユーロ払うのであればパリの美味いもの食べたいなというのが正直な感想。今回キャラメルフランとか売っていたお店も見た目キレイだったけどそれを越えないなと思って思案していたらタイミングよく試食が!でも最近の直感は正解でまったく甘いだけで残念な感じでした。
もうこういう大規模なイベントはこれから減って行くのではないかと思う。
これからは訪れた土地を歩いて美味しい自分にあったものを食べるそんな時代になっていって欲しいとも思う。それゆえか、パリの有名店などま〜ったく出ていない。
こういうところ変化の兆しかもしれないです。
気になったといえば、これからアジアやアフリカなどの新興国がカカオなどの希少生産物を巡って世界が変わっていきそうとか思いました。もしかしたらもう起こっているのかもしれませんが。
明日以降は混みあいそうですのでスリとか結構出るそうです。
くれぐれも貴重品の管理には十分お気をつけ下さい。
ちょっと辛口な記事で申し訳ありません。
本日もお越しいただきありがとうございました。
10月30日 2018 フランス語を学ぶことについて思うこと
朝。スマホの気象情報は0度。そして雨だから外はかなり寒い。
気温差に身体が慣れていない。
今週から担任が変わり、それがストレスの原因。
クラスの中には、ある程度話せてわかる子と全くダメダメな子とはっきり分かれる。
そしてダメダメな子はどう質問したらいいかわからないから押し黙る。
だからわかる子しか発言しないし、その方が教師は楽。
同じお金もらうなら楽な方がいいというフランス人なので(そもそもやる気があるのかそれも不明)それでクラスが進んで行く。
ところがこれまでの教師はわかる子に不満がないように配慮し、そしてダメダメな子が押し黙らなくて済むよう聞きやすい空気を作ってくれていた。
課題をやる場合も、とりあえず課題の前提となる本文はクラス全員で1センテンスずつ読ませて解説し、それから課題を解かせるからなんとなくわかるのである。
そして課題を解かせているときは生徒を見て回り、解けない問題にはサジェストを、そして間違えた問題でこれは全体に周知した方がいい誤りは後から解説してくれる。
わかる子にはもう少し課題を追加するなど配慮もする。
そして何より良かったのが「どうしてもわからない場合はある程度英語で解説する」ということ。もちろん世界各国誰もが英語を話すわけではないけど、困ったら英語で聞けて答えてくれるというのはわからないことで立ち止まらなくて済む。
どうやらそうした教師の方針が学校と合わなかったようだ。
突然1週間で担当チェンジ。ここの学校は本当にそういうことが多い。
(ネットで書けないので聞きたい人は連絡ください)
せっかくこの教師で6週間終えてさて次の7週も頑張るぞと思った矢先の出来事。
案の定、昨日の授業はダメダメには無理だったようで、ダメダメグループは宿題として出された課題を出せない状態。これまでちゃんとやれていたのにやれなくなったのはひとえに新しい教師のせい。
本来はわからないから学校に通うわけでなぜにフランス語を学ぶ学校でフランスにある学校はフランス語しか話さないというのは、単にフランス語しか話せないからそうせざるを得ないという学校の都合でしかないと思う。慣れさせるなんて所詮まやかしである。意味のわからないお経を聞いているのと同じでなんのメリットもない。
あ、ここリエゾンしているんだな、これこう発音するのかとか、そういうのが視覚的にわかってこそ聴覚的にも理解可能というのが脳の機能的にも正しいと思う。
どれくらいストレスだったかというと、フランス語で考えること、英語で考えることを一切受け付けなくなるフリーズ状態なのだ。いわゆる適応障害ですね。
これまであまり誰も書かなかったけど、そろそろみんな書こうよと思う。
フランスでフランス語を学ぶためには日本である程度、フランス検定の準一級くらいまでやりこんでからくらいのレベルでないと日本人には通う意味がないことを。
日本人スタッフを置いている学校のほとんどが通う意味がない。
そもそもプライベートスクールなんてフランスにおいては学校と見なされていないし、だからそんな学校に就職したいかといったらそれは日本と同じ。まともな教師なんているわけない。
これから語学留学でフランスへなんて考えている人は自分がどれくらいのレベルかしっかり考えて日本で学んだ方が色々マシであること、語学留学という響きに惑わされていないかしっかり考えてくださいね。
そしてそれでも行きたい場合はプライベートではない、日本人スタッフのいない学校でちゃんと自力で学びましょう。
今日も見に来てくださりありがとうございます。
すみません、今日は毒を吐くばかりで。
今日のパンはお休みです。
オペラガルニエ。
そうそう、ここは単なるオペラ座ではなくオペラガルニエ。
なぜかというとバスティーユにもオペラ座(新オペラ座)があるから。
でも、こっちのテキストを解くと与えられた資料ではどう考えても「オペラ座」としか回答できないのに正解は「オペラガルニエ」だったりする。
確かに住所から判断すればそうなのだけど、それって入試などの世界では問題の誤りとして日本では処理される。まあそういうところが自国を中心に考えすぎているフランスらしいといえばそれ。
10月29日 2018 ストレスフルな1日
起きてすぐにスマホの今日の気象を見て驚く。
なんと気温3度!はっ?
つい先週まで日中20度だったのに。
結局日中も風が強かったせいか気温は上がらず恐らく5度前後。
パリにこれから来ようとしている方は真冬仕様でお越しください。
で、昨日はあまりにストレスフルなことがあり、このブログを更新することすら忘れてしまう始末。
そしてサマータイムが終わったけれど体内時計は変わらないから、いつもの10時半である9時半に眠くなる。なんともならんくなりそのまま寝る。そして朝はいつもの時間に目覚めるから朝の5時半前には眠りが浅い。
サマータイム導入をやめる国がこれから増えそうなEU。
これはあまり良くないシステムだわ。
夏時間への移行の時の記憶もよみがえってきて、そういえば1週間グダグダだったなと思い出す。
この期間は睡眠薬を買い求めたり、体調の不良を訴えるフランス人が増えるというのは納得。
オリンピックで1年だけサマータイムを実施するしないの議論があるそうな日本。
戦後すぐの先人が1年で中止した意図をしっかり考えて欲しいな。
これ体内時計が狂うだけでそれに伴う医療費アップやシステム変更などでお金を使うだけに思う。
今日も見に来てくださりありがとうございます。
今日のパンはピシャールのバゲッドビエノワーズ
初めてオーブンで焼き戻したんですが、予熱したところへ入れると
元の食感に近い感じになることがわかりました。
このパンの美味しさとコストパフォーマンスの高さは秀逸です。
10月28日 サマータイムの終わりとジロールと
今朝の3時にて約4ヶ月のサマータイムが終わる。
結局今回もその時間まで起きていられず、といっても起きていても何も意味ないけど気づいたらもう切り替わっていた。サマータイム(夏時間)から通常への移行は1時間余分にいつもより眠ることになるそうだ。そうかだから今朝は目覚めが悪かったんだと気づく。
そして一昨日くらいから猛烈な寒さのパリ。
今朝は特に冷えた。おそらく外は一桁気温だろう。そしてさらに寒さを感じさせる猛烈な風!首になんか巻かないと寒くてやっていられない。かなりの重装備で正解!
バスに乗りピシャールへ。最近の日曜日はバゲットビエノワーズとクロワッサンという豪華仕様。ここのスタッフも御多分に洩れず暗算に弱いので釣り銭を少し間違えられるた。でも私もサクッと計算できず言いそびれた。まあそれくらいの誤差。
パリではあるあるなのだが、向こうから「細かいのないの?」いわゆるモネとかピアースと言っていたらだけど、それ以外は日本的な支払いはしないほうがいい。
今回も5ユーロと5セント出したら「アップ」と言っていたからやるだろうなと思ったら案の定。フランス人の暗算、いわゆる脳内の計算方法がネットに書いてあるけど不思議な方法なんですよね。そりゃ間違えるわ。
日曜日なのでマルシェへ。今日は新鮮そうなカレイが6ユーロが目玉だった。
でも一人では持て余すから残念ながら見送り。
そのかわりジロール茸を買う。
そこまで香りはなく「ちょっとハズレかな」と思ったのはなんと浅はかな。。
オリーブオイルと少しの塩で炒める。香りはそこまで感じない。
出来上がり。
男の一人メシという感じですね。
まあ半端なく美味かった。なんじゃこれでした。
130gで2.4ユーロほどなんでさほど高い訳ではない。
このあと炒めたフライパンでモヤシを炒めたらそれもまた美味い。
来週はセップ茸にいってみるつもりです。
その前に残りのジロールを生クリームとあわせてパスタをまた作ろう。
今日も見にきてくださりありがとうございました。
パリって生活するのにかなりお金かかるけど、ある程度の覚悟があればこんな感じの自炊生活で意外となんとかなるもんです。この金額では日本では食べられませんし。
今朝のパンはピシャール
いい感じのクロワッサン。
これにコーヒーがあればたったそれだけで究極の朝食です。
10月26日 2018 ちょっとした事件発生
今朝はゆっくりとした土曜日。
パンも残っているからせっかく美味しいパン屋があるのに
焼きたてを買えないフラストレーションがある土曜日。
今日は結構冷える。皆冬の服装だなとモンマルトルから地下鉄で戻り
さ〜夕方の買い物だと駅を出てそのまま家に戻らずバスに乗る。
ちょうどバスは行ったばかり。でも土曜日夕方はまだ5分くらいで次が来るからと
のんびり写真撮影。
ラファイエットもクリスマスに模様替えと聞いていたらこの界隈もクリスマスのイルミネーションが設置されていました。
のんびり写真を撮っていると緊急自動車がけたたましく走って行く。
まあここまではいつものパリ。
その後も続々と緊急自動車。
パトカーが数台、そしていわゆる救急車、そしてドクターカー、ここまではなんとなく日常だったけど、
いわゆる消防署の車の緊急走行(サイレン鳴らしてというのね)を先導させてなんと市内を警備しているブルーベレーの乗った車が2台行くではないですか!
そうか、ブルーベレー(フランス陸軍)のあの警ら車両はいわゆるサイレンがないのか〜と悠長に思ったけど、すぐ「これまずくね?」と我に帰る。
その後さらに自転車に乗った警察官もくるわ、いわゆる白バイも続々きて、さらにさらに緊急車両が増えて行くではないですか。しかも数百メートルない先で何かあったようだ。さすがにあれと思ったけどバスが来たので事件の方向だとは思ったけど乗ってみた。
そうしたら走り出して1分もしないうちに「運行打切り」のようなアナウンス。
仕方ないので降りてみたらそこは規制線のギリギリ外というところ。
先に行ったバスは思い切り規制エリアの中で停車していました。
この写真にも先に行ったバスが映っていますね。
まさに起きたばかりでしょう。
現場を迂回する人がまず街に溢れ出しました。
東西へ移動する一番のメインストリートだからすごいことになってきました。
ちょうど封鎖された先へ出ました。
ここにもバスが引っかかっていますね。
1時間ほど経ち日も暮れましたがまだ規制中。
日本と違って、苦情とか関係ない国。
なぜ東西のメインストリートと南北のメインストリートが交わった先での事件なのに、南北のメインストリートから東西のメインストリートへの進入を防ぐ感じで規制をしないのでしょうか。謎過ぎます。
そのおかげで行き場を無くした車で溢れかえる始末。
南北のメインストリートを走る本来なら東西のメインストリートを走るはずのバス。
規制の範囲を迂回する形で運行されていました。
勝手に告知もなく(するけどお客が聞いちゃいないことも)迂回するから降りるはずだったバス停を飛ばされたお客と揉めることもしばし。
今回はこの地でもう10ヶ月暮らしていることも手伝って読み通りの運行だったので買い物の帰り余分に歩かずすみました。
軍の数もハンパないことを思うと「テロリスト」絡みの何かか、殺人かなんかでしょうね。平和な15区なのでこれまでここまでの騒動を見てきませんでしたが何が起きたかわからない安気さと逆に大丈夫か?と思う気持ちと混ぜこぜです。
バイクと自転車も含めると緊急車両はおそらく50台以上きていたと思います。
消防車はゼロなので火災ではありません。
軍も出ていることを考えると「テロリスト」っぽいかなとおもいます。
しかしながらいつもの交差点のカフェではお酒飲んで談笑するパリジャンたち。
その先数百メートルないところでの事件なのに「そんなの知るか」みたいで日常を過ごしていました。そのギャップがまたパリ、フランスなのかな。