ルイジアナ美術館でランチを食べる
普段外出する時はお昼ご飯を食べないか、パン屋でパンを買ってくらいに留め、1時間くらい休むのがもったいないと言わんばかりに遊んでおります。
ルイジアナ美術館内を散策していたらお昼の時間に併設のカフェに着きました。
眺めていたら厨房からシェフの服装をした人が足りない料理を出したり、キレイに並べ直したりしていて、メインのシェフらしき人もスープなどの熱さや味をチェックしているではないですか。
これはどっちなんだろうと思ってしばし考えることに。
メニューを眺めていましたら、スープだけで、スモールプレートも1500円。そう思うとバフェのランチが2700円なら安いんではないかと。
(オイオイしっかり冷静になってよ。。と心の声)
ということでバフェをオーダーしてお皿をもらいます。
空いている席を探すのも一苦労の満席状態。1人はこういう時に身軽です。
常連なのかな?と思われるマダム2人のところに混ぜてもらえました。
トマトスープ、チキン、ビーツとニンジンのサラダ、デンマークのチーズ、
アスパラと小エビのガーリックマヨネーズ和えをとりあえずもらいました。
どうせレトルトだろうと思ったトマトスープがレトルト臭がせず、もしかしたらちゃんと作っているかもしれません。そして常にシェフが煮詰まり過ぎていないかを確認していました。
当然ながら「どれも美味い」
この値段はパリのランチが20ユーロ2500円くらいと考えると妥当なのかな。
こういう素敵な場所でお客さんが多過ぎるから決してゆっくりはできなかったけど(そしてコーヒーもないから)まあこの美味しさで食べられるならば私は「ありだろう」と思いました。
夜は3000円くらいになりますがあるようです。
夜の方がもしかしたら静かでいいのかな。日没は恐らく21時くらいまでだから景色が見えないこともないだろうし、もしかしたら日が沈む場面も見られそう。
でも、電車は無くなるかもしれないのでダイヤを確認して出かける必要がありそうです。
メニュー、持ってきて良かったかわからないけど、書いてしまったので持ち帰ってきました。全部制覇したいので(貧乏性)何を食べたのかチェックしてしまいました。
メニューは週替わりのようです。
ルイジアナ美術館の魅力はランドスケープ
ルイジアナ美術館は好みの差はあれど収蔵作品がすごいことはない美術館です。
もともと別荘だったところを改装し、安藤忠雄さんの地中美術館のような作りで施設の大半を地中に埋め込み美しい海を眺める景色を活かした美術館です。
建築的にはそうでもない印象ですが、ランドスケープに関してはよく考えたと思いました。開発し過ぎず、美術館の印象がプラスになるような感じで止めるバランスはよく練っているなと思います。
この日は春の強風が吹き荒れ、外にいると吹っ飛ばされそうでしたが自然のそういう厳しさも含めての景観ということなのだと気づかされます。
日本でいうと足立美術館の庭園が海に置き換わったそんな感じかな。
時間があれば行ってみるといいところです。但し、電車の本数が少ないのでアクセスは正直なところよくないですね。
ルイジアナ美術館は隠れた?ジャコメッティの作品が見応えある美術館
廊下にジャコメッティの作品を見つけまして、いいブロンズ作品所蔵しているなと思ったら
外の景色と一体となった空間にジャコメッティの作品が静かに並べてありました。
これは見応えありました。空間ありきだけど
この奥にも作品がありました。
静かそうに見えるけどタイミング悪いとすごい人で作品と同じポーズをして写真を撮るアジア人が続出でちょっとヒンシュクもんでした。
ルイジアナ美術館は
ピカソや
カンディンスキーなどの作品も所蔵していますが
今回展示されていた作品は正直なところ作品でそぞられるということもない美術館です。
ジャコメッティの作品もジャコメッティ記念館やピカソ美術館で十分かなという印象でした。
FÊTE DE LA MUSIQUE 2019
今年も夏至の6月21日にFÊTE DE LA MUSIQUE が終わり、夏本番のパリ。
ヴァカンスの休みどこに行く?から「もういくつ寝るとヴァカンス」とばかり浮かれたフランス人が増えるのがこの時期です。
日本でも東京の一部で開催されるFÊTE DE LA MUSIQUE
でも深夜0時まで音楽が街のあちこちで響き渡るのも迷惑だと思う人もいる訳で、なかなか日本では定着しないイベントでしょうね。
このイベントを見ていて思うのが、皆さん何かしらの「一芸」を持っているのだなということです。
5時に仕事を残業することなく退勤し、その後は友人や教室に通い趣味の時間を過ごすのが普通のフランス人のライフスタイル。1〜2時間ほどそうした時間を過ごしたら家族との時間を大切に過ごす。
街角を歩いているといわゆるカルチャーセンターまではいかないものの、何かしらの教室を目にします。通っている人の性別も年齢も様々で和気あいあいと話しながらやっているところもあれば皆真剣な面持ちでキャンバスに向かっているところもあり違いを観察するのも楽しいです。
街を歩くと当然ながら暮らす人々の生活が見えてきます。
そこから日本の暮らしと比較し日本との差異を考えることがあります。
いろいろな問題も満載だけど人が暮らすこと、住宅事情や物価などを差っ引いてこうした人らしい暮らしを過ごせる環境がある、関心を払われていることはフランスの、ヨーロッパの良さですね。
ファッションウィークで賑わうパリを味わうならマレへ行ってみてください。
残念ながらバイヤーなど以外は入ることができませんが外から様子を見られるところもあります。かかっている服は来年の春夏もの。来年のトレンドを少しだけ垣間見ることができるかもしれませんよ。
コペンハーゲンを歩く 2日目
Nikolaj, Copenhagen Contemporary Art Centerの頭が見えます。
Christiansborg (Vindebrogade)というバス停あたりから
Bishop Absalon
街灯の取り付けがウイーンのようでした。
Nikolaj, Copenhagen Contemporary Art Center
旧証券取引所を遠くに見る
クリスチャンスポー城からEquestrian statue of Christian IXの像を見る
クリスチャンスポー城前の広場
小道がきになるからこっちへ行こう
デンマークユダヤ記念館からデンマーク王立図書館へ向かった先の景色。
少しだけ潮風を感じます。
こんなところにも人魚姫がいました。
王立図書館の外構。そのまま岸壁の一部と化しオーバーフローした水が海へ流れる仕掛けもいいな。何より落っこちないようにする手すりがないから見晴らしいいのだけど落ちないようにしないといけないそのバランスもいいな。
雰囲気のいいところにある良さげなカフェCafé Øieblikket。
休憩するにはもってこいの秘密カフェになりそう。
せっかくなので図書館へも。
新しいのかと思ったら、海に面する部分は新しく、道路挟んだ先は古いまま。
通路が現代と過去を結ぶ橋のようです。
ヨーロッパの図書館には気品と色気と色々な相反する要素が入っていてたまらく好き。
デンマーク建築センター
The Stable Boy's Houseだったと思いますがその横を歩いて中央駅へ戻ります。
王立図書館へ行くとコペンハーゲン が島であることに改めて気付かされます。
そして周りは海だということも再認識しますのでオススメです。