11月10日 2018 小雨のパリと尾仲浩二さんの写真展
朝。買いものへ行こうとバス停へ。
この時期は街路樹の落葉で足元が滑る。そして小雨で余計に滑る
いつもだと駆け込みセーフになるタイミングなのにバスが行ってしまう。
土曜日なので次のバスまで10分以上だから歩くことに。
(待っている時間と歩いて到着する時間と同じくらいなのです)
途中でエシレのバターを頼まれたことを思い出しカルフールをのぞく。
カルフール、たまたまここだけなのでしょうか?取り扱いがありませんでした。
パリでエシレバターを買うにはモノプリックスかボンマルシェ、ラファイエットしかないのでしょうか。謎。
今日のLIDLの土曜日特売はお菓子しか興味なくそれと毎日食べる常備品の買い出し。
サクッと帰る。
夜は知り合いと夕食でシャトレ近くの中華屋さんに。
少し早めに出かけて少しだけギャラリーの写真展を覗く。
尾仲浩二さんという写真家の撮影された80年代の新宿を舞台にした写真。
今の日本にはない「ザラッとした」「ウェットな」何かが写真から感じられる。
言い換えると「生きている」ということだろうか。
この頃の日本にはなんとも言えないカオスのような空気が確かにある。
先日拝見した黒川紀章や丹下健三の建築の本からもそれを感じた。
日本は何を失ってしまったのだろうかということと、パリにはだいぶ希薄になりつつあるけどまだそうした「ザラッとした」「ウェットな」何かが確かにある。
それがこの街に暮らす理由であり醍醐味だと感じています。
今日も見に来てくださりありがとうございます。
今日のパンはお休みです。
今年はたぶん暖冬だったからか落葉が遅いように思います。
そしてやたら滑る!
これは夜などに水を散布してキレイに掃除されますがそれまでコケそうです。
くれぐれもお気をおつけください