12月1日 また黄色のベスト(チョッキ)で大荒れのパリ
今朝は雨。そして予告通り黄色のベスト(チョッキ)で大混乱。
凱旋門、シャンゼリゼ、Champ de Marsが朝から閉鎖。
メトロもコンコルド駅周辺一帯が閉鎖。
いっとき、アンバリッド、コンコルド、マドレーヌと3駅も閉鎖。
そして極めつけはラファイエットが営業時間内にも関わらず一帯で催涙ガスが発射された影響で緊急閉店とか。店内1階に催涙ガスが充満しかなりの騒ぎだったそうです。
これは先のテロ以来だそうです。
かくいう私もオペラ付近にいた影響で催涙ガスで目が痛い。
黄色のベスト(チョッキ)というのは
これで、大手企業が例えば小学校の登下校を見守る人たちに企業名入りで配っていたり、パリ市内を掃除する人、工事に関わる人など比較的どこにでもあるもの。
よく、そこに目をつけたな〜と思う。
そしていわゆるブルジョワでもある「ホワイトカラー」との対比としてもうまく機能しているなと思う。
この運動というか、単なる大暴れは3回目で鎮圧をしっかりとしないから、かなり低年齢層にも広がり、さらに体制に不満を持っていた層にも広がりと回を重ねるごとにひどくなっています。一部地域では黄色のベスト集団が自治権握ってしまい警察が機能していないような光景も見ました。
体制側は、ガス抜きのため、まあ暴れさせておけばいいやという認識の甘さもあってパリ市内略奪は起きるは車が燃えるは警察との大衝突は起きるは、バスは右岸側ことごとく運休するわ、メトロやRERは運休や駅の閉鎖が相次ぐはで正直大迷惑。
気をつけていたけど催涙ガスは結構広範囲に渡るからやられました。
今日の右岸は本当に酷かった。