12月2日 黄色のベスト(チョッキ)で大荒れの翌日
今回の騒動はエトワール凱旋門付近が一番激しかったようです。
凱旋門といえば、フランス国民にとっては「聖地」のようで、例えば第一次世界大戦で国を守って亡くなった無名戦士が祀られています。先日の戦勝記念日でもセレモニーをやっていましたので記憶に新しいところ。
で、今回そんなところで暴れるわ、凱旋門に落書きをしちゃうわで、オイオイ何してんだよという気分でした。
凱旋門近くの16区あたりはいわゆるブルジョワ層が住むエリアなのでクルマが燃やされたり、放火もあったりとこの国が今抱えている問題を感じます。
昨日、凱旋門に行ってきました。
当然ながら凱旋門への出入りは終日禁止。地下通路も封鎖されていました。
そして凱旋門に通じるシャンゼリゼ通なんですが、騒動が予想されるときにガラスを割られて侵入されないように板が打ち付けられていました。まあ仕方ないとはいえ、ここ先進国ですよね?と疑いたくなる光景。
ルイヴィトンさんは恒久的な金属製のネットを設置していました。
これで「世界から観光に来てください」と言って誰が来る気になるのでしょうか。
昨日の影響からか、信号が停電していました。
でもイルミネーションは通常通り。今年は「赤」
土曜日も騒乱の後はライトアップだったそうです。
2駅歩いてFranklin D. Roosevelt駅まで。
ブランド街であるモンテーニュ通もライトアップされていました。
こちらの方が華やかな印象がしました。
ただショーウインドウは残念ながら一部板張りのまま。