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1月3日 2019 Affligem BLONDE(アフリゲム ブロンド)

Affligem BLONDE(アフリゲム ブロンド)

 

先日、旅行に出た際に飲んだビールが美味しく、スーパーで買ってみました。

このビールだけなぜか6本単位の瓶しかなく、缶や瓶でも一本単位で販売しておらず不思議に思いました。

そうしたらこのビールは瓶の中で発酵するというもので、それで瓶しかないようでした。6本なのは良くわかりませんでした。

 

日本ですとキリンビールさんが輸入しているようで、他では買えないかもしれません。

 

どんなビールなの?

 

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私が知ったきっかけはメトロやバス停で、修道士の姿の男性とビールというちょっと違和感のある組み合わせのポスターでした。修道士ってお酒飲めるの?と思ったらよく考えたら教会でワインなども作っていますね。

 

アフリゲムの起源は、戦争で傷つき生き残った6人の騎士達が、ゲントのサンピエトロ寺院の司祭の教えにより修道士になったのが始まりです。彼らは故郷のアフリゲム村に戻り、1074年に念願であった修道院の建設を始めました。
その設立当初からのビール醸造の伝統を受け継ぎ、アフリゲムはトラピストビールも含め、現存するベルギーの修道院ビールの中で最も歴史のあるビールです。

キリンビールから。

 

そういうスタートなのですね。

 

瓶内二次発酵

 

アフリゲムは瓶中で酵母と糖分により二次発酵が起こり、香りが強く深みが増した炭酸豊かなビールへと変容し、残った酵母は瓶の底にたまります。この瓶内二次発酵によりボディ(体)&ソウル(魂)という愉しみ方が生まれました。

キリンビールから。

 

なるほどだから瓶なのですね。

 

実際に飲んでみました

 

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こんなデザインの箱に入っています。6本4.5ユーロほど。

 

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瓶がオシャレです。250mlほどのサイズ

 

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修道会のマークなのかしら。

 

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瓶の底に溜まった酵母を混ぜないよう静かに注ぐと旅先で飲んだ味がしました。

実際はもう少しお店の方が新しいように思いましたが、瓶ビールと生ビールの差という感じかな。

 

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キリンビールにある飲み方を参考に瓶の中に1割ほど残したビールを酵母を混ぜたら少し色が濃くなりました。

酵母のせいか、クリアというより地ビールっぽい味がしました。

 

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酵母を混ぜたビールを飲んだグラスはこのように白くなりました。

あまり見ない泡の残り方ですが酵母が残っているという方が正しいでしょうね。

お水と混ぜて飲んだらまあまあ美味しかったです。

 

残念ながらキリンビールさんが数量限定で輸入しているせいかネットで帰る店を見つけられませんでした。

パリ市内のカフェなどでも飲めますから旅行の際はぜひ飲んでくださいね。

パリへは日本からサッとパリシャルル・ド・ゴール空港が断然便利です。

JALでサッとくるのが一番楽ですよ。
 

 

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