鷹ヶ峰から京都市内へ
京都の北西の外れ鷹ヶ峰。その昔は光悦が芸術村を作ったところだったと記憶している。
もうそんな痕跡はないけど。。
秀吉が作らせた土塁、要は壁なのでしょう、その一部が残っていました。
パリっぽいな。
松野醤油店だそうです。秀吉の時代に創業の老舗。
お味噌も量り売りしてくれそうでした。もろみを買ってみましたが美味しかった。
こんな感じで農家さんが野菜を販売しています。
山が近いこの辺りではまだハウスなども含めて農地が広がるようでした。
「カフェすずなり」さんが隣のギャラリーでパリの友人と会う。
彼とはもしかしたら来年また私の地元で会えるかもしれないけど、そのタイミングだと僕は出国していたいなあ。彼は戻るかどうかまだ決めかねているよう。
彼の仕事的に日本というシステムが便利なのを今回改めて感じたようだ。
この界隈にはパリを案内したことがある人のお店もあるようだ。お店には何度も行くけどエリアというのがわからないままで、今回点と点が結びつく瞬間の輝くものを感じた。
私の別の友人は会社の代表の座はそのままで実務をスタッフに委ね日本に拠点を戻しました。
日本で家を借りる際に日本では収入の申告がない、日本法人を立ち上げまだ最初の期を迎えていないにも関わらず家を借りることができ、しかもとても親切にしてくれたというフランスでは絶対無理という状況でも日本はなんていい国なんだと言っていたけど日本にはいいところもまだ少なからずあるように思います。
さて僕はどういう選択をするのだろうか。なんとなく決まったな。
京都へ 菜館 Wong
京都在住の友人が薦めてくれた菜館 Wong。同じエリア内で移転する前から通うお店。
京都まで行ってなんで中華料理と言われるけど、ここのお粥が美味しいのでつい行ってしまいます。もう10年以上前からの定番コース。
元々は「食べるラー油」の元祖?らしくていっときはとても混んでいたけど今はそこまででも。
ランチの値段が1000円になっていました。ボリュームが減ったのが一目瞭然。
飲食のお店ってダメになっていく時ってすぐわかりますね。
麻婆豆腐の器をもう少し大きくするとかしてトレイのスカスカ感を無くさないと。
グーグルの口コミにあったけど点心も冷めていていまひとつ。
ただお粥は相変わらずいい。なんとか工夫して頑張ってかつての輝きを取り戻して欲しいと切に願う。
食べるラー油は健在。でも昔の方が美味しかったようにも。。
その昔はお粥のおかわりは無料でした。若かったのもあり2杯は食べていました。
現在は50円になったけど家人はこれだけはガッツリと食べていた。
車は京都銀行の駐車場が置きやすいのでオススメです。
紀三井寺
和歌山といえばなんだ?となって紀三井寺へも行きました。
車は線路を越える前にあるコインパーキングが安くてオススメ。
滞在時間も1時間足らずだから有人の方ではなくコインパーキングが安価かな。
門を上がる前にある湧き水。
階段がこのように急なので気をつけて登る必要があります。
もうすぐエレベーターで一気に上がれるようになるそうですよ。
お寺の由来となった湧き水。しっかり管理されていて見るだけでした。
登り切ると海が見えました。和歌山って海あったんだと当たり前のことを思わず呟く。
御本殿です。
今年は1250年という節目かつ50年に一度の秘仏公開ということで列に並ぶことに。
なお秘仏の公開は12月20日までですが、来年も今年コロナで中断した期間だけ公開されることになったようですよ。
もう少し上に上がってみるともっと海を感じました。
見張らせるときは海の向こうに四国が見えるとか。
ちょうど右手に赤く写る多宝塔まで登るときれいに海が見晴らせます、
と思ったら本殿の反対側のコンクリート造のお堂の所の方がきれいでした。
当然だけど帰りは結構おっかないくだり坂。
高齢の方はエレベーターがマストですね。
紀三井寺のHPはお寺が自らHPビルダーで作ったと思うもので最近すっかり見なくなった形式。ぜひ検索して見てみてください。HPをプログラマーではないけど作ったことあるという方にはその苦労がわかるものになっていましたよ。
地域共通クーポン
宿でもらったこの「地域共通クーポン」飲食など、例えばラーメン店では対応しておらず困りもの。和歌山でもらうと海を越えた徳島でも使えるというけどそんな人いるんだろうか。
結局宿でお釣りが出ないので風呂上がりにフロント近くの売店にあった生ビールとアイスクリームにしたけどまだ残る。
ちなみに花山温泉の場合、500円以上は繰り上げ、切り捨てというルールでクエのコースは4枚(4000円)、そうじゃないコースは3枚(3000円)という違いがある。クエのコースが一番コスパが良さそうですよ。
で残してももったいないないので、帰り大阪府内でガソリンに使うことに。
使えるところがかなり限定されるけどクルマで出かけるケースであればそれが一番ベターなのかと思いました。ただ実際にやってみたところ、日曜日休みのお店しか和歌山市内にはなくそれで大阪府内で給油となったという不便さもですが、ガソリンスタンドの店員さんが慣れていなくて結構なロスタイムでした。電卓で計算してその量を給油するということでセルフスタンドで初めて給油をしてもらうということになりました。これで本当に地域振興になっているのかしら。和歌山のユニクロで買い物する?という案も出るくらい使える店が大手しかなく意味のないものでした。
印刷代、諸々無駄な経費がかかっていることを思うともっと違う形での経済支援が正しいのだと確信した地域共通クーポンでした。
抹茶アイス グリーンソフト
和歌山で売れているアイスクリームといえばグリーンソフトだそうです。
各種メディアにも取り上げられていました。
ビニル袋の中は紙でもう一回包んでありました。
中はこんな感じ。ソフトクリームではなくアイスクリームでした。
結構しっかり抹茶でした。最後に正善さんへ寄った後にスーパーエバグリーンへ行ったら特売をしていたのでそこでまた買って食べました。ラーメンであぶらぎった口内をスッキリとさせてくれました。ラーメン食べてアイスクリームで口直しなんてそうはないことなので試してみてください。
正善
最後にまたラーメンを。
近年区画整理されたのかきれいな道わりの角にありました。
グーグルさんで見た写真はいつのものだろうかという古いものでお店はここ最近建て替えなのか引越しなのかはわかりませんがされたようです。
少しトロッとした感じの和歌山中華そば。
厨房がオープンで見られる位置でしたのでご家族でラーメンを作って運ぶ様子がわかりました。好みとしてはネギだらけのほうかな。
こんな感じで生卵と巻き寿司とサバの早すしが置いてあります。
早すしをいただきました。和歌山のスーパーで見かけるのもほぼ同じ会社でした。
そこまで酸っぱくないサバ寿司でした。
これを食べながらラーメンを待つそうです。早 というのは長期熟成の「なれ鮨」と区別するためだとか。
正善さんの近くあったスーパーエバグリーン。大規模なスーパーですが、値段も安く産直の野菜なども売っていていい感じでした。和歌山を出る最後にチェックしてみてください。
花山温泉 薬師の湯
宿泊は花山温泉 薬師の湯へ。
なんでもボーリングして湧いた温泉がその後は炭酸ガスの圧力で自噴しているとか。
開業した当初のお風呂場だったところにある温泉の成分表。
なんと今ではホテルのロビーの一角になっております。
お風呂場へ行く途中にあった源泉のパイプ。
透明なパイプのところで温泉が流れているのがわかります。
炭酸ガスが残っています。
飲泉も可能ですが苦く不味いです。
湧いた時は無色透明なものが茶色に変化するそうで、お風呂場もタイルが分からないくらい沈殿物で湯船も鍾乳洞にいるかのような感じでした。天井は普通でしたけどね。
クエ鍋のコースを。
肝が結構甘く美味しいものでした。
クエの天ぷら。
朝食です。
ここはいわゆる日帰り温泉という認識しか地元の方にはない模様で、泊まれるという認識がなさそうでした。確かに部屋も相当古いものを近年改装したなという感じで、トイレも和式から洋式へ変わっていましたが古さは否めません。
でもここはやはり温泉がメインなのでしょう。いいお湯でした。
朝の日帰り温泉利用がいない時間帯は