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パリから日々の徒然を

パリでアパートを探す 8 設備編

 

アパート設備 

 

はじめに

パリでアパートを探す場合気をつけることは、エリアにより保存区域と開発可能区域に別れているということ。

 

つまりは保存区域にあるアパートは築100年がザラにあります。

そして開発可能区域にあるアパートは大体1960年代のものが多く、築50年だったりします。

 

新築なんて物件は本当に少なく、なおかつ家賃も高いから現実的ではありません。

 

 

そして、学生やワーホリなどの1人暮らしの方が多く住む「ステューディオ」と呼ばれるワンルームの部屋は主に築100年と古いアパートにある傾向があります。

 

というのもステューディオのほとんどが屋根裏部屋と言われる元々は使用人の住んでいた部屋を改装しています。

 

 

今はアパートの部屋が切り売りされ住人は他人かつ別世帯になっていますが、元々は1軒全てが同じ所有者で各部屋に一族が住んでいて、そして最上階にそのアパートの使用人が住んでいるという形態だったそうです。

 

日本も昔は、戸籍も現在と異なり三代以上の人が入っていたように(孫や結婚した兄弟の家系も入っていた)家長、家という単位で考えられていたことがフランスでも同じだったようですね。だから民法をフランスから持ってきたのは導入しやすかったんでしょうね。

 

ここは理想で現実は。。。 

 

エアビーでお借りしたステューディオは、道路に面した扉のデジコードを操作して開けると通路があり、道路に面した建物、そしてもう1棟、その奥にもう1棟ありました。

 

どうもここは使用人だけの棟が1番奥に設けられていたようですね。

 

階段室も狭く、しかも通風のための窓は単に四角の穴で、金網が入れてあるだけで冬はそこから寒風が吹き込み大変寒かったです。

 

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扉の先はすぐ階段です。だから扉付近は大変寒かったです。

この状態だったのはお借りした時とチェックアウトの時と、掃除した時の数回だけでした。テレビの下は暖房なのだけど、全然効果なく、とても寒かったです。

部屋の中は10度、廊下はマイナス10度なんてことありましたね。

 

 

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ベッドはソファーベッドで、ダブルサイズありますが出したら足の踏み場もありません。玄関は外開きなのでOKですが、靴を脱ぐスペースすらありません。そしてこの状態ですとスーツケースを開くスペースもありません。

 

 

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奥にトイレとシャワーがありました。

新しくお湯も出てシャワーが広くて快適でした。

 

トイレの上の方にブラインドのようなものが見えますが、お湯のタンクを隠しています。

 

 

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キッチン。電気コンロは引き出しにしまってあります。

 

冷蔵庫は1枚前の写真にある電子レンジの下にあり、動線的には使いにくかったかな。

 

この写真を見て「ステューディオいいな」と思った方、ごめんなさい!

 

ここは本当に理想的な物件でした。オーナーさんもいい方で、親切で優しい!

 

こんないい物件はあまりないです

 

ただ、あくまでも理想の形としてイメージしてください。

理想がないとイメージしにくいですからね。

 

ここはマレにも近いけど下町でどこに行くにも便利でした。

私はここを2ヶ月お借りしていました。

それまでは短期での貸し出しが多かったように思いますが、私以降は1ヶ月以上の長期しか受けてくれなくなりました。

鍵の受け渡しなど、長期の方がオーナーさんも手間じゃないからでしょう。

そして家賃がなんと4割アップしています!

それでも借りる人は多いようで、かなり先まで満室でした。

 

冬はテーブルが金属なので、とても冷たくイスも金属なのでベッドに座ってご飯を食べていました。

階段室入口の照明のスイッチがわからず、真っ暗の中少し進むとスイッチがあり、そういうもんだとずっと思っていたら、チェックアウト数日前にこんなところにあった!と気づいたり。

 

懐かしい思い出の詰まったアパートです。

 

 

 今のこる使用人部屋だった痕跡 

 

と書いてしまうと事故物件のようですが、次に書いていくことは全てそうした使用人部屋だったからという部屋の成り立ちから起因しています。

 

 

そして今お借りしているアパートも

 

・階段室の照明の回路が、使用人部屋だった階とそうじゃない階で別れています

 

 露骨ですよね。。。1階でスイッチ点けても真っ暗の階段室の部分が使用人スペース

 

 自分が使用人であることを意識されられただろうな。。

 

・デジコードに付加してインターホンをつける案が上がり、なんと21世紀に入ってもインターホンは使用人部屋だったところに取り付けない という内容で大揉めしたそうです。

 

 すごいですよね。差別社会フランス。。。呆れます。

 

 今は使用人部屋を富裕層が何室も買ってコネクトされて大きな邸宅にしています。

 億ションという言葉があるかわかりませんがおそらく2億ほどの価値だそうです。

 私のところも富裕層が2世帯いらっしゃいます。

 にも関わらず、インターホンは使用人部屋だったところにはつけない ってなんなんでしょうね。。

 

 聞くところによると事故物件も結構あるそうです。

 それは諦めましょう。。聞かなきゃ幸せです。

 アパートの人も日本と違ってそういう話はよほどじゃないとされないそうです。

 

 今日もありがとうございました