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今日のパリ 今日のパン(パリのオジサン)

パリから日々の徒然を〜もうしばらく日本です〜

10月16日 2018 Carte Blanche à Tomás Saraceno

朝は8時頃まで日が昇らないことで冬の訪れ、そしてサマータイムの終わりを感じる。しかし今日も気温は25度。半袖、ノースリーブが街に溢れるなんて滅多にないことらしい。

 

昨日のパレドトーキョー。ちょっと難解な展示。
それにしても真っ暗な空間での展示で日本でトラブルあったなと思ったり。
そんな中でも少し「ああ」と思ったのがこちら。

 

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空気で浮く風船に重りとペンがヒモに括られているもの。
風船が人の動きで生じる空気の波動で動いて、その軌跡が紙に描かれていくもの。
風船の中の空気はインドのムンバイのものと書いてあったな。

 

留まって結構大きな点が絵が描かれたり、弧を描いたりそれぞれで楽しい。
壁に飾られている作品はそうして描かれたもの。
そして枠の中に紙をセットしているので、枠より外へは出ない(出られない)仕掛けになっている。もしかしたら自分に足枷してしまっている「自分の限界」ってこんなもんなのかもしれないなとふと思ったり。

 

パレドトーキョーは空間がまたいいんです。
改装するときにいい感じに壊し、そしてそれを敢えてキレイに覆わず廃墟感を感じさせつつも素敵にしてしまっているのがいい。そして立地もエッフェル塔が見えてまた素敵。ぜひ何かの展示の機会の折にでも行ってください。
昨日は夜9時オープンのところ9時半に行って、少し待ってスッと入れました。
こちらの生活が長い人から聞いた方法正解でした。

 

今日も見に来てくださりありがとうございます。
風船のようにどこかへフッと飛んでいくこともなかなか大変な時代だけど
時にはフッと飛んでいってしまってその軌跡が今後にどう反映されるか見てみたいとふと思ったりしました。

 

今日のパンはピシャールお休みですので

 

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L'Artisan Des Gourmandsのバゲットトラディション。1,1ユーロ。
バカンス明けに「おいおい」という外観と内装にリフォームしてしまったこのお店。
センスを感じない作りでまだ前の内装キレイだったのになぜに改装してしまうのか。
来年からヴァカンス休みは取らないと今から告知していました。
でもここのパンはこれまでの「この外装=ダメ」という概念をぶち壊しているからすごい。でももう少しセンスないかなと思う。
パンは決して外さないのがすごいです。サービスもいいです。

 

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どう思います?こう見るとかわいいとも言えないない?