品川駅のピアノ問題から見える日本の問題をフランスから考える
この記事を見ていてやはり無理か〜と思いました。
フランスのSNCF、JRにあたる電車の主要駅にはピアノが置いてあります。
例えば空港のシャルルドゴール空港のRER駅、パリ市内ですと、サンラザール、モンパルナス、オステリッツ、リオンなどどこにもあります。メトロの駅にはありません。
過去の記事を見つけましたが
今はヤマハではなさそうです。
フランスでは、絵もですが、楽器も割と身近なもので、あと意外だったんですが落書きとか壊す人いそうなのに大切にしています。そして誰も管理していなさそうだけど、調律もしっかりされていて音程が外れていることを見たことがないくらいメンテナンスされております。皆さんマナーを守って使っているようです。
電車の待ち時間の潰し方として、
・主要駅に設置してあるスマホの充電ケーブルを利用してインターネットを使っている
・自転車を漕いで発電するタイプの充電ケーブルで遊んでいる
→これはその道具の性質上、無茶をする人もあって壊れていることが多く、
最近見なくなった。
・昔からの本を読んで過ごす
そんな選択があるうちの1つがピアノを演奏することのようです。
日本と大きく異なるかなと思うこと
演奏時間を18時までに限定を途中でかけたようです。
思ったのが
音の苦情でも出たのかな
他のお客さんからうるさいと苦情でもあったか
なんか世知辛いけどそんなあたりかな。
何より日本の駅ってそんなに広くないイメージありますし、通過するだけの場所というイメージもあります。ピアノですら置く場所が確保されず、そんなくらいなら混雑する駅の混雑緩和しろよということなのでしょうか。
でもフランスの駅も似たように大きくなく、割と目立つ場所にドンとあるから確かサンラザールとか邪魔くさいな〜という記憶があります。
一番なのが
日本の気にし過ぎ文化と音楽が身近でなく時には「うるさい」とすら感じる人の存在でしょうね。もちろん住宅街でピアノを演奏すれば隣の家で小さい子を寝かしている人から苦情がくるのは当然なのはどちらもどちら。
例えば夏至の時のFete Musicとかで深夜まで通りで演奏が鳴り響いても、それは受容してくれるのがフランス。日本だったら無理でしょうね。
もうちょっと寛容になれないもんですかね。
どんどん息がつまるように思うのは私だけでしょうかね。
Youtubeにアップされている動画もあるくらい、時々半端なく上手い演奏を聴くとその日1日中いい気分です。そんな幸せのおすそ分けが可能なピアノ。日本では絶対に普及しないことがわかってちょっと残念です。