パリのエコ事情 気にしているようでどこか抜けていてトルエン臭がキツイ改装現場
日本ですと建築現場で使われるものはホルムアルデヒドの放出がどうこうと規制が結構あります。星の数で健康かどうかをわかるような表示もなされております。
フランス、EUはもう少し徹底しているのかと思ったら全然でした。
たまたま私の暮らすアパートの7階で壁を塗装し直すことが所有者さんの集まりで決まったそうです。いわゆる日本のマンションで言うところの定期総会みたいですね。
で塗装が始まったんですがメインの壁を塗り終わった後に、巾木と扉も塗るようでした。
外廊下ではなく内廊下になっていますこのアパート。以前にお借りしたアパートと違い廊下は窓ガラスがあり密閉度が高い状態です。こういう場合はいわゆる屋内扱いだと思うんですが、何と何と巾木と扉に油性ペンキを塗るではないですか。これには驚きました。何の意味があってなんだろうか。
壁もシーラーという下地塗装を塗る気配がない。密着が悪いなと思ったのはだからなのか?
しかも仕様済の塗装ハケとローラーを処分することなくトルエンの入ったバケツへ。
日本では塗装店など専門業者しか使わないトルエンの純度が高いものを入れたバケツを密封することなく作業終了後にそのままで帰るからアパートじゅうにトルエンの匂いが充満する結果に。
私の部屋の真下だから頭が痛くなりました。このアパート建築家夫婦が暮らすんですが、彼らも苦情を言うことなくアパートの誰からも苦情が出ることなく3日も放置されておりました。
このペンキの缶の奥に問題のものがありました。よほど中庭に出してやろうかと思ったけどやめました。
綺麗にはなったけど日本だと乾燥含めて3日仕事を2週間近くやっていました。
ありえね〜