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今日のパリ 今日のパン(パリのオジサン)

パリから日々の徒然を〜もうしばらく日本です〜

パリでアパートを探す 5 不動産情報はカオスです

いつまで続くのでしょう。

本日もお付き合いください。

 

パリの不動産情報の一例です

 

例えば

 

学生向アパート内1室○区 ○階 エレ眺望良静か 台所浴室インターネット 月〇〇€光熱/水込 保証金1か月 0123456789(19時後)wifi

 

区などは消させていただきましたが、

 

場所はどこだよ。区は広いぞ!

 

とツッコミたくなります。電話番号載せるのに、所在は最寄り駅くらい書けないほどの重要な秘密なのでしょうか。電話で聞かないとダメですよね。

これって、双方場所の問合せの対応で疲れないんですかな。

 

しかも

 

電話の相手の名前がわからない

 

物件の所有者なのかわかりませんね。

 

さらに、

 

フランス人でフランス語しか話さない人なのか

 

それすらわかりません。

 

なんたる不親切さ。

 

え、日本語だから相手日本人じゃないの?

 

と思ったあなた。甘いです。

 

グーグルさんだったりに翻訳してもらっていますから必ずしもそうじゃないのです。

 

 

当然写真などありません

 

 

ちなみに本文中のエレとはエレベーターのことです。

 

 

例えば次

 

貸ステュディオ ○m2 新装 家具付き 全完備
〜と〜間に位置する、閑静な地区
即入居可
真面目で静かな方希望
0123456789 メール

 

 

お〜い家賃いくらなんだよ〜

 

 

掲載する側もチェックすればいいのにと思います。

もしかしたらそれを断ったのかな?

 

 

例えば次

 

レンタルステュディオ ○m2 キチネット 
洗面ルーム パリ内 M°○○へ200m 
○ユーロ +33 0123456789

 

 

キチネットとは、流しと電子レンジ、簡単な食器のみがついた、いわば「簡易キッチン」だそうです。電子レンジはあったりなかったりします。

あると便利ですが。。

この物件、一見するとちゃんと書いてありそうなのですが、洗面ルームと書いてあるのが少し気になるんです。広さがあるので、大丈夫かと思うのですが、トイレが共同の可能性があります。そう、洗面できるスペースはあるけどトイレがない そういうことです。そんな事があり得るのがパリです。

 

理想はこうです

 

独立ステュディオ 家具付き パリ○区 メトロ:○駅

ソファー シャワー WC 洗面台 キチネット:冷蔵庫、流し台/月〇〇ユーロ 管理費・給湯込み Tél.01 23 45 67 89 〇〇(名前)

 

これも問合せ先の名前がないので創作しております。

日本の宅建法に定められた様式を満たしているものは皆無と言っていいでしょう。

 

独立とあるので、部屋貸しではなく、日本でいうワンルームマンションなのがわかります。

家具付きなので、ベッド、机(机はあったりなかったり)あります。ここはソファーとあるのでソファーベッドの可能性が高そう。

シャワーあるけど浴槽はない。トイレが室内にありそう。(こう書いていながら共用だったりすることもある。そもそもステューディオの成り立ちから行って昔はトイレなかったケースがほとんどなので、後から足しているケースが多い)

ミニキッチンがある。冷蔵庫もある(小さな冷凍庫もついている)

家賃がわかる。その家賃には管理費や給湯(お湯。水道代かもしれないが、セントラルヒーティングでお湯のタンクが室内にない可能性もある)

 

 

いかがでしたか?

 

当事者でなければ笑えますが、結構慣れてくるまで必死です。

 

次はここに少し触れていることと関係しますが条件の整理を書きたいと思います。

 

本日もお付き合いくださりありがとうございました。

 

 

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パリは6月ともなると、ヴァカンス一色。

街もこうした広告にあふれています。