ショールームの臨時引越し? ファッションウィーク近いパリ
レディースのファッションウイークがそろそろというパリ。
そんな中、いつもお伺いするショールームさんからメール。
そもそもなのですが、ファッションウイークに出店する場合は
自力で場所を借りて開催
ショールームといういわゆる代理店を通して出店する
いずれかになりますが、代理店ですとお客さんも斡旋してくれるので初めてでも集客は可能だけどその分代金がかかる
という感じですね。
さてさてメールの内容はといいますと、
「消防署から指摘が入りそれが終わるまで今のところを使えない。新しいアドレス書いておきます」
というものでした。
パリあるあるというネタでした。
正直、仕事のための仕事でしかなく「イジメだろ」と思うのですが、向こうは「何かあってからでは遅い」という正論で攻めてきます。
例えば、キャパに対して出口が少ない、誘導灯がない、そもそもここはイベントやっていけない場所だよねなど理由は様々で、中には「同業者からチクられた?」かのような理由もあります。
また、日本ですと繁忙期にはやらない、今回ですとファッションウイークが終わってからという傾向にあると思うのですが、パリはあくまでも自分たちの都合で、それで相手が利益を得る機会を失しようが関係ない というスタンスが徹底しています。
そしてこういう場合、現場見にきてからの処分や改善指導が「まあ遅すぎ」というくらい遅くて、しかもその間営業できない なんていうこともザラ。
確かにルールを守っていないのだから仕方ないよねという気もしますが、こういう指摘で潰れたりするお店も実際あるそうで「それでいいのかしら」とは思います。
パリが1番にぎわうファッションウイーク。
こうした裏事情もあるのね というネタでした。
ブルスの旧証券取引所でもイベント開催です。