パリでアパートを探す 1 特殊な商慣習に注意
タイトルと少しずれますが、アパート探しに必須なのは
条件を整理しましょう
です。
そのために必要なことをしばらく書き綴ります。お付き合いください。
パリでアパートを探すとき、これは絶対に知っておいたほうがいいと思います。
それは
内見したらその場で返事をする
ことです
説明します
日本ですと、借り手市場です。一部のエリアを除き
「もう1箇所見てから決めよう」
とか
「両親に聞いてから決めよう」
とか少しクールダウンすることが可能です。
パリではそんなことやれません
その場で「借ります」と言わず、「また連絡します」と伝えて帰ってしまうと
それが黙示の借りませんとして扱われます。
次の日「お借りしたいのですが」と連絡しても「もう決まりました」と言われることがほとんどです。
中にはまだ決まっていないのだけど気分を害されそう言われることもあります。
怖いですね。。でもそんなことに一喜一憂している必要はありません。
本来であれば、少しクールダウンして考えたいところですが、それは不可能です。
ではどうするのか
条件を整理しておくことです。
あらかじめ、条件を整理し絞っておき、あとは内見した印象だけでどうするか という段階にしておくことです。
佐藤オオキさんはできるだけ決断する要素をあらかじめ減らしておくそうです。
だから服もほとんど同じものを何枚も用意しておく。
食べるものもほぼいつも同じ。ノームコアという主義だそうです。
ここでいう条件とは
- ロケーション
- 家賃
- 部屋の広さ
- 設備
- アロカション(学生のみ)
この公式に当てはめて、すべて満たす場合にはじめて内見してください。
さらっと書きましたが、内見するまでが大変です。
パリの不動産の募集方法が日本と大きく異なるので問合せしないとわからないことが多いので、条件を満たすかどうかは問い合わせしないとわからないということが多いですから。
そこで問合せをせざるを得ないから問合せるのですが、パリで不動産を斡旋している会社によっては違う物件の問い合わせでも2回目、3回目になると露骨に嫌がります。場合によっては、ものすごい言葉を浴びせられます。
1回目の問合せでこの物件は条件を満たさないなとわかったので、ありがとうございましたとお伝えして、次また新たな物件を見つけたとき、以前問い合わせた会社と同じである場合は注意が必要です。残念なのですが、日本人がいる、もしくはやっているところにそうしたことが多いんですよね。
超がつく貸し手市場なので、顧客サービスなしにどんなに横柄な接客でも商売可能だからかとんでもないことが多々おきます。
そういう会社だとわかっただけマシと思ってカフェでビール飲んでクールダウンしましょう。
こういう情報はネットであまりあがってきません。不思議です。
あげると何かやばい地雷でも踏むのでしょうか。
よく見る不動産の案内です。
ここは親切な不動産屋さん。情報もわかりやすく丁寧です。
こうしたところは少ないですね。