フランス、パリのパン屋、パティスリー情報など最新のパリ情報とパリでワーホリ、パリで学生など暮らしたい人向け情報のサイト

今日のパリ 今日のパン(パリのオジサン)

パリから日々の徒然を〜もうしばらく日本です〜

ComtéチーズをLIDLで見つけて買ってみました!

Comtéチーズはフランス東部のフランシュ・コンテ地方のジュラ県、ドゥー県およびローヌ・アルプ地方のアン県にまたがるジュラ山脈一帯で作られているフランスを代表する熟成ハードチーズで、生産量はフランス産AOPチーズの中で最も多いものだそうです。

 

牛乳から作るのでクセが少ないのと、手頃な値段で買えるので食べ比べています。

そんなチーズを激安スーパーLIDLで見つけたので早速試してみました。

 

p-p-paris.hatenablog.com

 

これは美味しいかも。それでは写真とともにご紹介します。

 

ComtéチーズをLIDLで見つけて買ってみました!

 

f:id:p_p_paris:20180726152609j:plain

 

220g 2.95ユーロなのでキロ13.99ユーロ。チーズ店での相場は19〜25ユーロほどでこの価格では買えません。ちゃんとCOMTEの緑のマークも印刷されていますがチーズには何もありませんでした。

 

販売している会社はというと、Fromageries Arnaud FrèresというところでCOMTEチーズの卸の大手っぽいですね。まあ信頼していいのかな。

こないだもスペインだかどっかのワインをフランスで瓶詰してフランス産ワインと販売していたばかり。どこに信頼を置くのか難しい時代です。

 

f:id:p_p_paris:20180726153204j:plain

 

なんと気の利かないフランスらしからぬ、ジップ付きの袋です。

さすが大手というところなのでしょうか。

 

f:id:p_p_paris:20180726153347j:plain

 

12mois なので1年熟成させたもの。

外皮部分の侵食も少なく見た目きれいな印象。

牛乳の脂質のバランスもまずまずで、少し温度が上がってくると香りもしてきました。

普通にCOMTEでした。

 

まとめ

LIDLにこの会社のチーズが他にも何種類かありました。

どれも街のチーズ店と比べて大量販売だから安いんですよね。

そしてお味もそこまで変わらない。

となると、だんだんとお客は値段の安いほうへシフトするんじゃないかな。

パリの街中は供給過多といっていいくらいのチーズ店があります。

個人からチェーン店までその形態はいろいろだけどこれから数年で淘汰が始まりそうです。

 

COMTEは熟成させたチーズなので、冷蔵庫で長く保存できそうに思いますよね。

でもだいたい購入して1週間で味のバランスが崩れます

と思うとチーズのMOFさんに代表される熟成士ってすごいですね。

 

ひとり暮らしですと朝と夜に食べても220gは1週間で消費できるギリギリの量。

市中のチーズ店ではこのサイズに切ってもらうのはあまりに申し訳ないから頼みにくい。

その点でもこのサイズというのはパリの需要を考えているのかもしれませんね。