NAVIGOのこと 続き
ここからの続きです。
NAVIGOオススメの利用方法
パリへ空路で来る場合
この場合、
空港からパリ市内の移動をどうするかによって変わります。
以前のエールフランスバス、
現在のLe bus directはNAVIGOが使えません
グループの場合
例えば3人で旅行だとタクシーが左岸55ユーロ、右岸50ユーロと均一なので荷物あるとタクシーが無難です。地下鉄でスーツケースゴロゴロするのは最近フランス人も多くやっているけどスマートではありません。荷物のチップも含めてこの価格ですからぼったくられないように。。G7のタクシーなら大丈夫と思いますが個人タクシーはどうもトラブル多そうですがこればかりは人によるようです。
この場合はパリ市内の最寄りの地下鉄の有人窓口で買いましょう。
1日券を買うべきか、10枚のカルネを買うか、NAVIGOを作るかは滞在予定によってどれがお得か検討しないといけません。曜日が絡むから計算は面倒という方は10枚のカルネが便利だったりします。Uberを活用して足が疲れない程度にすることも可能です。
お1人の場合
パリ市内までロワシーバスでオペラへ行く人はパリ滞在の曜日と1週間券の有効期間とを勘案してください。
週初め例えば月曜到着土曜日帰国の場合はロワシーバスの往復代で1週間券が買えるんで1週間券を買う方がパリ市内の移動が無料という感覚です(正確には最初の1回だけNAVIGO作成代5ユーロかかってしまいますけど)
週末金曜日着や木曜日着だとお得な使い方ができないのが残念です。
ただこの場合でも、空港からパリ市内はZONE5という料金なので、
例えば金曜日着で水曜日帰国の場合で考えると
金曜日
ロワシーバス12.5ユーロ。JAL ANAだと初日はホテル近くで夕食が限界
土曜日と日曜日
観光 10回券を14.9ユーロで購入して二日で使う。
モビリスの1日券が券売機で買えるようなので、回数券ではなく1日券7.5ユーロを買うのも手かな。
月曜日から水曜日 NAVIGO 5ユーロ と1週間券22.8ユーロ
水曜日空港へ ロワシーバスはNAVIGOで1週間券で行けます。
ここまで使った金額を整理しますと
NAVIGOを使った場合
ロワシーバス 12.5ユーロ
1日回数券 15ユーロ(土曜と日曜)
NAVIGO 27.8ユーロ(月から水)
合計55.3ユーロ。
NAVIGOを使わなかった場合
ロワシーバス 25ユーロ
1日回数券 37.5ユーロ(土曜から水曜日5日間)
合計62.5ユーロ。
NAVIGO作ると7ユーロほど安いですね。
NAVIGOは10年有効だから次来るときはそれにチャージしていけば12ユーロほどとランチ1回分くらい安いですね。
NAVIGOを逆手に使う
パリ市内の移動だけであればZONE1という料金で均一だから1回1.9ユーロで済むのですが、NAVIGOはなぜかZONE1−5と郊外までの料金を含んでおります。
在住している私にとっては郊外行かないから安くしてくれよと思うのですが、郊外の鉄道の維持をパリジャンにお願いしている料金体系と言っても過言ではないシステムなのです。
そして以前の1週間にあったような
ロワシーバスでは使えません という意地悪な制約もなくなりました(パリビジットを買わせる手段だったのだろうか)
ということで
空港へ行くどのアクセスでも1週間券をタッチすれば乗れます
そして
郊外、ZONE1−5であればNAVIGOタッチで行けます。
例えば人気のベルサイユ宮殿ももちろん行けます。
チーズが好きな人はモーのマルシェへ、チョコが好きな方は郊外のアトリエへ
上に書いた金額シュミレーションも郊外へ行くとすると差がもっと出るでしょうね。
最後に有人の窓口ではクレジットカード使えますが、1〜2割くらい使えないこともあります。そして券売機はほぼ使えません。理由はクレジットカード会社のセキュリティだそうです。券売機で買うのは最初から諦めて窓口で買ってください。
続きます。
pariinfoから