メトロ12番線の粋な装飾
メトロ12番線のセーブルヴァヴィロン駅。
駅のホームでトンネルの入口を見ると
こっちはモンパルナス方面ですよ という案内。
反対はというと
モンマルトルですよ という案内。
日本語で言う「韻」を踏んだような感じです。
でもメトロ12番線を端的に表現しているなと思いました。
パリの北モンマルトルとパリの南モンパルナスを結ぶ路線でパリの南北移動を4番線と担う路線です。
12番線にはノートル・ダム〇〇という駅が2つあります。
ノートル・ダム以下の〇〇を両方にそれぞれ描いても面白いですが
誰が見ても「あっ」とわかるインパクトには欠けます。
だからこそこれを考えた人はすごいなと思いました。
メトロひとつとっても魅力のある街ですね。
サンポール BHV アンソロポロジーを見てみる
所用がありサンポールへ。ここはパリへ最初に来た頃からその街並みに圧倒された思い出のあるエリア。よく迷子になりました。
昨年お客様をアンソロポロジーへご案内させていただきとても楽しかったなと思って久しぶりに出かけました。日本で売ったら流行るのにとお客様。確かに今回も素敵な器たちが並んでおりました。
服と洋服というバランスの巧さを感じる店内。
BHVに出しているからかいわゆる空間という箱に対して服や器が今ひとつ組み合っていないのが残念。もう少し世界観出せばアスティエのようになれそうなのにな。
パリをくまなく歩いておりますからかなりマニアックな領域だろうお店からこうした著名店も知っております。幅が広すぎるよりもう少し間口を狭めた方がと思うのですが好奇心には勝てませんね。
先日書いたエコバック、BHVでもこんなのが売っていましたよ。
パリのエコ事情 気にしているようでどこか抜けていてトルエン臭がキツイ改装現場
日本ですと建築現場で使われるものはホルムアルデヒドの放出がどうこうと規制が結構あります。星の数で健康かどうかをわかるような表示もなされております。
フランス、EUはもう少し徹底しているのかと思ったら全然でした。
たまたま私の暮らすアパートの7階で壁を塗装し直すことが所有者さんの集まりで決まったそうです。いわゆる日本のマンションで言うところの定期総会みたいですね。
で塗装が始まったんですがメインの壁を塗り終わった後に、巾木と扉も塗るようでした。
外廊下ではなく内廊下になっていますこのアパート。以前にお借りしたアパートと違い廊下は窓ガラスがあり密閉度が高い状態です。こういう場合はいわゆる屋内扱いだと思うんですが、何と何と巾木と扉に油性ペンキを塗るではないですか。これには驚きました。何の意味があってなんだろうか。
壁もシーラーという下地塗装を塗る気配がない。密着が悪いなと思ったのはだからなのか?
しかも仕様済の塗装ハケとローラーを処分することなくトルエンの入ったバケツへ。
日本では塗装店など専門業者しか使わないトルエンの純度が高いものを入れたバケツを密封することなく作業終了後にそのままで帰るからアパートじゅうにトルエンの匂いが充満する結果に。
私の部屋の真下だから頭が痛くなりました。このアパート建築家夫婦が暮らすんですが、彼らも苦情を言うことなくアパートの誰からも苦情が出ることなく3日も放置されておりました。
このペンキの缶の奥に問題のものがありました。よほど中庭に出してやろうかと思ったけどやめました。
綺麗にはなったけど日本だと乾燥含めて3日仕事を2週間近くやっていました。
ありえね〜
ピシャール ダミエ Damier 5 saveurs
最近ハマった美味しさのダミエ。
5種類の香辛料系が入っています。メインの粉はバゲットと同じようです。
この日は勢いよく弾けておりました。
この日は少しおとなし目。味は同じですが皮が少し厚かったり薄かったりする個体差があるようですね。
このパンは香りが特段強いこともなく、粉とのバランスを考えて理想を追求したピシャール さんの研究からできたような奥深い味がします。ナチュラルでフラットなんだけどじわっとくる美味しさがあります。
そしてチーズを載せて、バターを塗ってみるとそのパフォーマンスが最大限に活きてくるように思います。
このパンは午前中で売り切れることが多いのでぜひ食べてみてください。
食べ歩きをするときは15セント余分に払ってスライスしてもらうと食べやすいです。
ぜひカバンにバターを入れて食べ歩いてください。
ピシャール BIOのパン
週末になるとBIOの粉を使った棚のコーナーが充実します。
通常のパンは黒い袋ですがBIOはグリーンです。
猫バスみたいで可愛いパンです。
ちょうどこの波のような部分の谷のところでスライスするといい感じに切れました。
普段もいい粉を使っているからかBIOかどうか、明確な差がわからないのが残念。
Maison Plisson 2へ
マレにあるMaison Plisson 。
朝食からランチ、カフェととても便利なアドレス。
そして地下にはお土産になりそうな物にもあふれていてここ1つで色々買い物可能で便利でオシャレです。
そんなMaison Plissonが2店目を出したという噂を聞いていましたがようやく場所がわかったので行ってみました。
場所はマルシェサントノーレ。ガラス張りのあの建物です。
サントノーレ通りからですと左からです。
カフェを併設しメニューもほぼ同じだと思います。
ただ店内は地下もなく、そして全体的に狭いのでスーパーで例えるとカルフールとカルフールシティというくらいの差があるくらいモノの種類が少なかった。
ショーケースを見ている方がおります。
ここにはパリの中で最近2軒あるいわゆるパティスリーのセレクトショップがプロデュースしている有名パティシエのケーキが何種類か並んでおります。
正直どうなんだろうと思うけど拡大路線を取りたいパティシエには好まれるのでしょうね。これも時代の流れか。これってマレにはなかったようだけどどうかな?
マルシェサントノーレの界隈はあまりカフェがないので疲れた時に覚えていていいかもしれません。でもここはマレへ行くに限りますね。