ベルリンへ ザクセンハウゼン強制収容所 前編
ベルリンへ行ってきました。
お付き合いください。
ベルリンの一日乗車券は空港を含むZONE、市内だけのZONEのものと別れます。
到着した日は空港から市内の乗車券にしたので郊外も楽しむことができるので、それで思い切って行ってみました。
早朝のオルリー空港。朝早い時間にも関わらずラデュレ営業でしたがスタッフがいない。。。
移動した先のターミナルも倉庫ですか?という仕様。
まあ通過するだけですから。。
そして一気にベルリンへ。
空港からバスでベルリン中央駅へ。
そこからDB、ドイツバーンに乗ります。
なんとも言えないちょっと大阪の阪急電車のようなデザイン。
ドイツは戦争反省のため「ドイツ人が何をやったのか」教育を受けるそうですが、駅にも過去のそうした写真が。重いですね。。
最寄駅へ。
駅の中に花屋があり、クリスマスのリースを販売していました(2018.11)
パン屋もあったのでこのパンを。
パリで売っているフランみたいでした。
ボソボソせず美味しかったです。
駅のパン屋にしては美味しかったです。
こんなのどかな観光気分が吹っ飛ぶ後編へ続きます。
2月4日 2019 ピシャールのバゲット
皆さまボンジュール。
このあと数時間で中華街が旧正月を祝う爆竹で賑わうパリ。
日曜日にピシャールに珍しいものがありました。
それはバゲットです。
バゲットです。
ピシャールではないのです。
これはピシャール。
ピシャールはいわゆるトラディションというもので酵母を使いますが、バゲットはイースト菌を使うようです。
パン屋は店頭で販売する以外にいわゆるカフェやレストランへの卸もやっているようですがピシャールも同様のようです。
もちろんピシャールも卸にしているようですし、実際に飲食関係の方に掛売りしている光景を見る機会もあります。
ただピシャールは酵母を使い時間もかかるので値段も高いので、飲食関係からバゲットの注文もこなすのでしょう。バゲットの方が1.3倍ほど長いです。
パリでご飯を食べたことある方は付け合わせでついてくる、少し柔らかく色も薄く目の詰まったパンを食べたことがあると思います。それがバゲットです。
目が詰まっておりました。
本当にごく稀に店頭にバゲットがあることがあります。
多分卸で余ったからかもしれないです。圧倒的にピシャールが人気なのであえて買う人は少ないようです。
でもさすがピシャールなのでサンドイッチにして食べると美味しささらにますのでオススメです。
見かけたら是非買ってみてください。
ピシャールより長いので2回分の食事になります。
PayPayクレジットカード利用時の上限設定の変更
これを見てPayPayの迷走が伝わります。
本人認証がされたクレジットカードで1日上限2万円、1ヶ月5万円までしか使えないことになりました。
本人認証されていないと1日5000円、1ヶ月5000円です。
ここでいう本人認証とは3Dセキュアのことだそうです。
PayPayはコンビニの少額決済しか使えない
と言ってもいいくらいの使えなさぶりです。
家電量販店で2万円以下のものって何があるんだろう、旅行代理店で2万円以下しか申し込みできなければそんなシステムなんて誰が使おうと思うんだろう。
個人のお店もカード決済手数料無料に惹かれて加盟したけど、結局お客さんの使い勝手を考えると他社のシステムにまた戻るでしょうね。
また還元セールをするそうですが、もう少しその原資をシステムの安全かつ便利な活用に回したほうが良くないですかね。
ここ最近の日本は「そんなの考えなくても当然わかることじゃん」ということが「わからなくなっている」そんな風に外から見ていると思います。
大丈夫なのか。。
陳氏商場を探検しよう その1
陳氏商場、タンフレールはパリ13区に大きな店を構える中国系スーパーです。
タン兄弟(フレール)のお店という意味のそのスーパーは13区だけでなくパリに住む中国人が通うお店です。もちろん私たち日本人にも馴染みのあるものばかりなので利用しない手はありません。お客さんを観察していると中国韓国でほぼ9割。日本人とフランス人は1割くらいというほぼ中国みたいなお店の中です。
一番の売りはその品揃えで中国食品がここまで揃いかつ安いのはココだけです。
安いのでフランス人も通うということです。
日本人の中で意見が分かれるのが精肉部門。
絶対買わないという人ももちろんあります。
私のように安いしお腹壊さない(鮮度のないダメな肉を食べると大抵お腹下します)からまあいいだろうとヘビーユースしている人と別れます。
見た目の色は正直なところ精肉専門店でやっている商店街の人気店と比べると少しだけ色がと思うのだけどまあそれは。。
だいたい豚のひき肉が1キロ500円前後です。
今日は陳氏商場の中で見つけたこちらをご紹介します。
写真撮ったつもりで封を切ってしまいました。実際は4束入り。
中国も日本同様「麺の国」です。
乾麺コーナーにはあちこちの郷土麺というのでしょうか、いろいろ販売されています。
その中で日本人に馴染みの、うどんっぽく、しかもネギと大根おろしなんて絶対中国はないだろうという写真に目がとまり購入しました。4束入りで100円ほど。
どう見てもうどんではありません。
いわゆる冷麦ですね。
これがクセがなくでも美味しく日本から持ってきた麺つゆで食べるといい感じなのです。冷凍したポロ葱で食べているから少しネギの味が個性的なんですが、それに負けていない中性的な味わい。
1袋100円くらいで4回分の食事になるのでストックを持っているくらいです。
中国食品って日本で食べる中国料理と中国で食べる中国料理が少し似て非なるってことがあるから乾麺でもそういう差というのは見極めるヒントがなく買って試すしかない。
これはなかなかのオススメです。
他にも陳氏商場の中にはお土産になりそうな中華料理のソースとかも売っていますのでぜひ探検されてください。しばらく欠品していた食べるラー油も再入荷していますよ(意外と中国本土からの輸入に頼るので欠品するとそれが長く続くんですよね)
2月3日 2019 タンギー爺さんに会いにロダン美術館へ
ロダン美術館は第1日曜日の10月〜3月だけ無料です。
この日は1年ぶりの訪問。
夕日が沈む頃。アンバリッド綺麗でした。
ルノワールのこちらの作品もオルセーではなくロダン美術館です。
この農民を描いた作品の麦の黄色がまた素晴らしい。
そして奥には鉄道が。この時代の最新と変わらない光景の対比はあえてなのでしょう。
もう1つの作品はここが好き。
タンギー爺さんです。
後ろの浮世絵の女性の鼻がゴッホにとって普段見慣れた鼻高になっているのがクスッとします。いかにゴッホが日本の絵に魅せられたのかわかる一枚。精神を病む前に誰か日本へ招待すればよかったのに。
このタンギー爺さんはゴッホがいかに優れた画家であったかがわかります。
でも私を含めてアヴァンギャルドな伝統にとらわれない作品を見ているからこそ良さが分かるわけで、急にこんな作品がサロンの伝統に反しドンと出てこられたら認めたくても認められなかったのだろうと思います。
この絵は本当に見ていると落ち着くので10分以上ステイ。
見ているこちらにタンギー爺さんの口を借りてゴッホが語りかけているように思えてならない作品です。自画像に次いで好きな作品です。
夕日が建物を照らしておりました。
日が沈み空が茜色に染まる頃。
少し歩きたくなり1駅先へ。
この教会、1度入りたいんですがタイミングあいません。
第1日曜日無料を有効活用した1日でした。
2月2日 2019 夜のルーブル美術館へ
先に情報をまとめますと
めちゃくちゃ混んでいます。
6時までの有料の時間に入った人がそのままいられるのかは不明
ミュージアムパスでの特別の取り扱い(いわゆるファストパスみたいな扱い)は聞くスタッフによりバラバラ。
ルーブル美術館の夜間無料とは
第一土曜日の夜6時から9時45分まで無料で入館できますよというもの。
これまで10月から3月まで第一日曜日が無料でしたが、それを廃止し、新たな無料時間の設定をするものです。
1年を通してやるので前より改善されたようでそうじゃないかもなあというのが印象。
行ってみました
前の予定が押してしまい6時50分頃に到着。
ぶれたのがかえってよかった。
ルーブル・リボリ駅から1番線のシャトー・ド・ヴァンセンヌ駅方向の電車なら先頭に、ラ・デファンスなら最後尾に乗ると地下をウロウロせずすっと行けます。
並び始め。あちゃーでした。
割と列が動きました。ココまで30分足らず。
さらっと書きますが、9.11テロが陰謀であったら次のパリのテロはココかもしれないです。
こんな暗闇でかつすごい人なのにセキュリティーが誰もいない。
昼間にいるパリ市警、フランス陸軍いずれもいないんですよね。
そして列を仕切っているセキュリティスタッフは1人。しかもフランス語だけしか話さない人。ちょっと気をつけたほうがいい場所になっています。要改善してくれるといいな。1時間以上巡回もないのはなんか起きそう。
夜のピラミッドはキレイですね。
ようやくココまで。
約80分待ちという感じです。
中も当然ながらの激混み。
でもルーブル美術館ってぶっちゃけ、見るものそんなにないんですよね。
興味があるかないかだけど、人によっては2〜3時間あれば足ります。
だから6時目指して5時から並べばOKなんじゃないかと。
1つ気をつけるとしたら21:45までの開館であること。
あえて45分にしていることを考えると45分に追い出し完了でスタッフは22時に帰宅と考えられますが、こっちは21:45にスタッフが帰るということも考えられます。そうなると21:30には追い出されるでしょう。
このあたりは3月にまた確認したいと思います。
結論
このイベントは観光客には不向きです。
拘束される時間などを考えるとミュージアムパスでお金払って見たいときに見るのが一番ストレスフリーです。
土曜日の夜、どこかでゆっくりとワイン飲みながらパリでしか味わえないご飯を食べるほうをオススメします。
もう少し書くと、今回予約できなかったんですがクラッシック音楽のコンサートをこの夜間営業にあわせてやっているんですがルーブル美術館の意図としては土曜日の夜は音楽でも聴きにルーブル美術館へ来てねなのかもしれません。でも席数が少なくプラチナチケットで転売目的の人も結構あります。無料のチケットを転売できるシステムは要改善だなと思うんですけどね。
このブログのアクセス、観光情報おっそろしくないのが残念ですが懲りずにアップしたいと思います。
本日もありがとうございました。
キャシュレスはどこまで進むか
キャッシュレスはどこまで進むのか、現金からカードなど電子支払い(もうこれが古い死語だな)へ移行と思っているだけだと島国根性です。
フランスで暮らしているとEUの通貨統合は良くできたシステムだと思います。
何と言っても財布に入っているユーロでイギリスやスイス以外はそのまま決済可能です。両替する手間がいらないのはとても楽です。
フランスで働いている人は当然ながら給与をフランスの銀行口座へ振込んでもらっているから意識しなくなっているかもしれませんが、ワーホリやビジターで滞在している人は日本の銀行にある自分のお金をなんらかの形でフランスに開設した銀行へ送金してそこからお金を下ろして現金を持つ生活です。
しかも日本のインターネットバンキングは海外からのアクセスをシャットアウトしていますのでとても大変。
そして自分のお金なのにシステムによる制約で手数料を差っ引かられるなど目減りしてしまうし、送金もいちいち面倒。
で、最近相場の暴落している仮想通貨というシステムはもしかしたら世界共通のお金になってEUのユーロを超えるんではと思ったんですが、
国家にとっての権力の1つに通貨発行権があり、そこを侵されることは国家が潰すだろうと思っていたら案の定で
何れにせよ今あるシステムはあまりに使いにくく、こういう時って過渡期なのだ思っていたら同じようなことを書いているブログに出会いました。
astudyinscarlet.hatenablog.com
最近、許可もなく引用ごめんなさい。
インターネット社会になり、国家という枠組みとwwwという枠組みの大きな相違により国境というのがわかりにくくなってきました。そして個人の活動も国を超えてきました。
そうなるとモノの売買などの決済の場面、そして暮らす人の生活の場面で国境を超えたお金の移動というシステムを統合しないといけない場面が多々出てきます。
フランスに暮らすとこれまで途上国だと思っていたアフリカや南アメリカ大陸の国々、そして中国韓国ベトナムといったアジア諸国の人と交わることがあります。しかしながら日本ではあえて留学もしない、海外へ行かないという人が増えているようで潜在意識の下で江戸時代に逆戻りしているようです。
日本はそうした変化のスピードについていけるのでしょうか。
いわゆる気配りや目配りできる国民性をこうした変化の時代に生かして日本発の世界基準を作って欲しいものです(それをやるとアメリカに潰されるでしょうけど、うま〜くアメリカを利用してやれば)
今日もありがとうございました