パリにIKEAがようやくオープン
Madeleine駅で降りてマドレーヌ通りを歩くと「ここにIKEAができます」って案内のあるビル。地下にスポーツ用品店があるから、勘違いして入る人も続出の不思議なスポット。
しかもフランスらしい「いつオープンするか誰もわからない」ような工事の遅れ。記憶にある範囲だと1年以上予告の案内だけ。今年に入り「夏にオープン予定」って具体的に書いてあったけどジレジョンヌたちがマドレーヌ通りで騒ぐから遅れるだろうなと思ったら6日にオープンしていました。
空港の近くの大型店と比べると数は少ないのですが、北欧の弁当などもあるからお昼手早く済ませたいときは便利でしょう。あと、トイレは無料だったのでトイレで困ったら入るスポットとして覚えておくといいかなと思います。
このときソフトクリームを食べましたが日本のものと比べると味が異なるそうです。
トイレに行きたくなったら食べ比べてみてはどうでしょうか。
逆にトイレに行きたくなるかな。
NAVIGO を使ってサヴォア邸へ
以前の記事で書きましたが、NAVIGOがあるとZONE1−5の範囲でしたら1週間券のNAVIGOで差額なしで使用可能です。
今回はZONE5 Poissy ポワシーまで行き、ル・コルビジェの設計したかの有名なサヴォア邸へ行ってみました。
Poissy駅はRATP A線とトランシリアンと呼ばれるSNCFの郊外電車J線が通っています。J線の方が早くサンラザール駅から1時間と少しです。今回はJ線でした。
途中森のような公園を抜けて
この電車も新しい水色に変更されていました。
シトロエンの工場がありました。完成した車は一部電車でも輸送するようですね。
Poissyポワシー駅に着きました。
Poissyポワシーは、15世紀にユグノー戦争勃発のきっかけとなったポワシー会談が開かれた街だそうです。ポワシー会談が失敗に終わり戦争となり、戦争終結の際にナントの勅令という有名な勅令が出されたそうです。高校の世界史の授業でやったような。
駅前から50番のバスが20分間隔であります。
サヴォア邸というバス停で降り桜並木を歩くとすぐです。
入るとすぐにこんな建物がありました。
似ているけど違うような。なんじゃこりゃと思ったら管理人兼庭師の家だそうで、メゾン・ミニマム・ユニファミリアルによって建設された唯一の例だそうですと注釈ありました。そんな建物なのにネットで見たことないのはなぜ?
メゾン・ミニマム・ユニファミリアルとは1929年に開催されたシアム国際会議でル・コルビジェといとこのピエール・ジャンヌレによって発表された建築モデルだそうです。
なんか入って直ぐの建物を見ただけでトキメキました。
続きます。
遠くにお目当が見えました。
15区のプールのこと les-bains-douches-municipaux
ピシャールから歩いて5分ほど行くとパリ市が運営しているプールがあります。
区に1つ以上あるというパリ市の運営するプール。他にもスタジアムやホールなども運営しているからそりゃお金なくなるよねと思います。
夏でしたか、朝にパンを買うついでに覗いたら朝開場を待つ人が数人いたんですよね。親子連れもいたかな。朝7時から水泳ってどこまで好きなのと思って眺めていました。
先日、この場所にパリ市が運営するシャワーがあることを知りました。
要するにパリ市が日本でいう銭湯を経営しているということです。
まだお風呂がない家庭があり、それで午前中だけシャワーを浴びることができる施設がパリ市内に今も10の区に設置されているようです。料金は無料のようです。
もしかしたら朝に出会った人たちはシャワーを浴びるために集まっていたかもしれません。
設置されている区かどうかのリストが、富裕層のいる区とそうじゃない区のふるい分けのリストのようでなんか嫌だな。15区はまあ普通だろうと思っていたら設置されているし、14区は貧しい人が暮らすエリアはいわゆるパリ市の新しい市営住宅に入居しているからシャワーがあるから設置されていないのだろうと推測可能です。
こんな感じでリストを見て疑問に思った区が15区以外なかったのがだいぶパリという街を見てきたんだなと実感しております。
以前は日本人でもこうしたシャワーを使って生活していた人があるようですが、もう今はいないのではないかと思います。安いけど安全そうなアパートでシャワーがない物件と巡り会うこともないでしょうけど、もしあったらこうした施設の利用もパリで安く暮らす1つの手段なのかもしれません。
エマウスって知っていますか?EMMAÜS Alternatives
エマウスはリサイクルショップなのですが、売り上げはホームレスの方などの支援に充てられています。これまであまり便のいいとは言えないところにありました。
先日、ポンピドゥセンターの近くを通りましたら
服だけを扱うお店でした。
35 Rue Quincampoix, 75004 Paris
古着な好きな方はいかがでしょうか。かなり安いです。キログラムショップよりはるかに安いです。
中には洗濯されておらず販売されていることもあるようですので日本とは違うと思ってのぞいてみてください。
そこで使ったお金は社会的弱者のための支援に充てられるのも嬉しいですよね。
夕日に染まるポンピドゥセンター。
日曜日のヴァンドーム広場を歩く
久しぶりのヴァンドーム広場。ここは以前もう10年くらい前かな、お金落としましたよという詐欺の子がいたのでその記憶が強い広場。
その当時確かモニュメントの修復をしていたな。
リッツホテルもあり、広場を囲む4つのメゾンには高級ブランド高級時計店が並びます。でもここから出てしまってエリゼ宮を超えたサントノーレ通りへ引っ越したブランドもあります。
パリらしい広場へと言われたら高級な広場としておススメはこの広場です。
美しさもですがここまで高級が集まるのも珍しいと思います。
庶民的なといえばリュパブリック広場ですね。
美しいですよね。
ノートルダム ドゥ ラソンプシオン教会
Église catholique Notre-Dame-de-l'Assomption
広場を通り抜けてサントノーレ通りを西へ向かいます。
珍しくいつも閉じている教会が開いておりました。日曜日の夕方の礼拝でしたので静かに見せていただきました。かなり美しいです。
エルメさんは日曜日も営業しているパティスリー。
パンなどは売っておりませんでしたのでそういうのは6区へなのかな。
だいたい1時間もあればいい運動にもなって街も満喫という散歩コースです。
コンバンション通りのお店 EN DIRECT DE NOS PRODUCTEURS
年明けに少し改装しているなと思ったらオーナーが変わったようです。
その前も短かかったから今回はどうなるかしら。
あちこちからのセレクトのお店はこれまでなかったので覗いてみたら結構なお値段。
庶民的な街に不釣り合いな値段かな。
お呼ばれした時に買うものが乏しいエリアだったのでそういう時に頭の片隅に置いておこう。
すっかり忘れていたルーブル美術館とAirbnbとのルーブル美術館に泊まる企画
予告をしておきながら結果のアップを忘れておりました。
動画を見ていると英語で話しておりますね。
言葉の問題どうするんだろう、フランスだからフランス語なのかと思ったら英語でした。アメリカの企業だからか?でもあらかじめの出来レースのような気もしますね。
すっかり追記事を書くつもりがコロッと忘れておりました。
Airbnbのいい宣伝にはなりましたね。
Airbnbはパリではというよりフランス中でホテルを圧迫する、Airbnbで得た所得が隠蔽され所得税を取りっぱぐれるとかの理由でいっとき大問題になっていましたね。
今も
しっかりと政府との間で取り決めがあるようです。
私も2ヶ月パリに滞在していた時は少し高いなと思いながらも日本から予約の完結が可能、そして保証金などの問題でAirbnbで部屋をお借りしました。
総じていいサービスだとは思うけど、ルーアンで借りた時のようにチェックアウトの時に大家さんは部屋にいるけど朝帰りで起きる気配がないことがあり(結局鍵を部屋に置いてインロック)オイオイと思ったけど最後は人によるのかなというサービスですね。
ルーブル美術館とAirbnbが組んだということはフランスでのAirbnbはこれからますます加速するのでしょうね。
夜に見るヴィーナス像はかなり暗い印象でルーブル美術館は夜に来るもんじゃないなと思いました。改装後に要期待ですね。